今日の渦 其の6642016/03/11 01:01:00

ピチーチの常連の御嬢さん二人と待ち合わせたのは、本家では無くて、渦。 あ、ピチーチの営業妨害とか… 20時と云うやや遅目の時刻なのだが、花粉猛威で寒い上に雨迄降り出した。 座敷かカウンターかと逡巡したのだが、カウンター席に。 ケンちゃんにフォトを撮って貰ったのだが、小生の脂下がった笑顔が気持悪くて掲載は自粛(笑)。

乾杯の後に撮ったビール。
今日の渦 其の664-01
「天使の輪」が綺麗に出て居て、グラスの洗浄が良い事が知れる。

今日の渦 其の664-02
ダレヤメセットの摘み。 ケンちゃんが丁寧に説明して呉れました。 一番右は「菊芋」。 何時も良い感じに仕上がるので、楽しみにして居る。

Aさんの御要望に沿って、ワインは白でスタート。
今日の渦 其の664-03
「ドメーヌ・ジャン・ジャック・モレル ブルゴーニュ・レ・ジュヌヴレ・ブラン」はシャルドネ100%。 思った以上にミネラリーで、やや固いイメージすら有る。 一方で甘い果実感が最初からアフターに至る迄感じられる。 個性的なシャルドネの味わいだ。

今日の渦 其の664-04
此の赤は… 以前にもセラーから何度も引き出しては戻して居たボトル。 躊躇いが半端では無いのだが、他の人に飲まれたくも無い…でも、そう為ったら其れで良いと忸怩たる想いで見送って来た。 未だ其処に居たのか、と味わって見る事にしたのは「ブルグイユ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ドメーヌ・デ・フォルジュ」の95年。 何でこんなヴィンテージが出て来るかと云うと「ドメーヌ・デ・フォルジュ」は既に無く、最後のオーナーがバックヴィンテージを販売して生計を立てて居るからだそうだ。 ロックスオフが扱って居るからには自然派なのだろう。 カベルネ・フランのボトルのシールを剥ぐとコルクには可也の黴が… 此の黴は問題無いのだと御二人に力説して仕舞いました(笑)。 少しピークを過ぎて居る印象で睡眠過多の趣。 静かに目覚めるのを待って見たが… 少しの甘さが枯れた花のブーケを助長する様でも有り、雨上がりの下草を踏んで林を行く様な想いもした。

今日の渦 其の664-05
小生が3個喰べた…のだ。

今日の渦 其の664-06
燻りがっこ配合のポテサラは大好評。

今日の渦 其の664-07
フルーツ入りの野菜サラダ。 流石は御穣様方、小生は頼んだ事が無いタイプのサラダだが、トレビスは好みだ。

今日の渦 其の664-08
ワインプレートを個人盛にして頂く。 良さげなアラカルトは其名に恥じ無い?

御穣様方はフルサイズで麺杯をオーダーされて居らしたが、小生はハーフサイズで…
今日の渦 其の664-09
渦の「味噌そば」は相当に好みで、何時頂いても満足のテイスト。 飲んだ後にもとても良い。

此後、3人でピチーチで軽く一杯。 御迷惑様でした、ハイ。

紫 くろ喜 其の1052016/03/11 23:23:00

地元では明方に湿雪が舞って居た鴨、と云う程に寒い金曜日。 其れでも行くのだ、「紫」へ。 東京は流石に雪には為らなかったが、冷雨が降り続いてとても寒い。 そんな金曜日に「紫」に伺う。 シェードの下で待てたのは有り難い事だ。 結構な雨量に為って仕舞ったねぇ… 其れでも30分繰り上げた開店時刻には、30人に迄行列は延びて仕舞った。 小生の次に到着されたのは、初訪と仰る御嬢さん。 問われて「紫」の説明をしたのだが、結局彼女は「鴨そば」と「鴨白湯つけそば」の両方を召し上がった。 健啖家で居らっしゃる。

紫 くろ喜 其の105
小生の今回は「鴨そば」のターン。 暖まろうと大盛にして見た。 「おぉ~」、「沢山喰べたくて…」 春菊が旬に近付き、良い苦味が麺に絡む。 鴨醤油の味わいで、鴨肉は勿論、太いメンマやオニオンコンフィを楽しんで居ると、大盛にも拘わらず直ぐに丼は空に為る。 残念です(笑)。

あれから5年。 其の時刻に黙祷。