饗 くろ喜@秋葉原 其の89 ― 2017/08/01 23:23:00
電線天国では有るが、前日に続いて中々の朝焼。
箱根の南端辺りから撮って見たい。
火曜日の昼休みに「饗」へ向かう。 「KABOちゃん」の昼営業が再開される迄は変則的な麺スケに為って仕舞いそうだ。
此週の夏麺は第6弾に当るが、「花の季」さんの「小麦ヌーヴォー 2017」
として「新小麦の鶏醤油つけそば」が提饗される。 ドルさんと久し振りに御会いしたので、ポジションを崩してたっぷりの御話。 で、待時間も短く感じる。
つけ麺タイプなので、先ずは麺喰からスタート。 「紫」の「鴨つけそば」の様なパキポキの細麺。 加水率が低そうだと思ったら26%との事。 小麦粉のニュアンスをバンバンと感じる。 洗練されたと云うよりは野趣溢れる味わいが好ましい。 こう云う感じの麺は大好きだ。 乗って居る緑は湯引きした韮だそうだ。 繊維が確りした印象でシニアの歯が少々手子摺って居った。 瓜の様に見えるのは加賀の太胡瓜で緑の甘さがスッキリと効く。 塩ダレで漬けたそうで、旨い筈だ。 ペッパーチキンは胸肉で、胡椒が響かせて有り、此れも好きなテイストだ。 一方、幽庵焼に仕立て上げられて居るのは、腿肉で、生姜の風味が清涼感を醸す。 矢っ張り乗って居た(笑)、ミニトマトは御浸。
鶏風味の高い醤油ベースの漬汁。 「紫」に比べて淡麗化されて居るが、フワ~っと風味が拡がるのを楽しめる。 拍子切の葱に隠れる様に置かれた鶏雲呑も「ヌーヴォー小麦」で造られて居る。 プルンプルンの喰感も勿論、鶏味も良いねぇ。 最後に昆布出汁で割って頂くとサッパリと締められる。 流石の組み立てに脱帽。