53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の69 ― 2017/08/05 01:01:00
金曜日の夜、辰也君の処でシニアワインエキスパートのCさんと久し振りに待ち合わせ。 そんな時に限って週末仕事の準備に追われて、漸く到着したのは既に21時。 すっかり御待たせして仕舞いました。
電車の中を走って来たので、先ずは此方で喉の流れを整えて置かなくては為らない。
此夜はCさんのセラーから2本持って来て頂いた。
既にCさんが大分飲まれた1本目は、「タケダワイナリー」の「サン・スフル 赤」。 ベリーAの100%だそうだが、らしく無い力強さは流石は山形の名門なのだろうか。 名前の通り酸化防止剤を入れて居ないとCさんに教わった所為か、雑味の少ないピュアな印象。 ノンフィルターの効用でも有ろう。 微発泡感が有り、故に王冠で封印されて居たそうだ。
2本目は「朝日町ワイン」の「マイスターセレクション キュヴェ メルロー」。 此方も山形のワイナリーだが、サミットの正餐にも採用されたと云う実力派。 其処の旗艦ボトル。 メルローの特質を綺麗に丁寧に引き出した印象で黒系のベリーの芳醇な香りが素敵だ。 其れに此の種らしい味わいが包み込んで来る。 細かい肌理の弁えたタンニンも控えて居り、此れは逸品ですね。 流石はCさん。
此夜も「売切御礼」の貼紙が出された賑わいの中、辰也君がワインに合う様にと用意して呉れた摘み2種。
うん、有難く頂きました。
「53's式鮮魚つけ麺」とか「アラ汁味噌つけ麺」とか呼ぶらしい。
丁寧に盛り付けられた麺は何時もよりも太い平打。 チャーシュウ3種類と焦葱の上に貝割、蜜柑、白髪葱が飾られて居る。
漬汁は御魚満載感が凄い。 天国屋直伝だそうで、何でもアラ汁に10種類もの魚介を投入したと伺った。 適度な酸味と鮮魚感の味噌… うん、此れで諄さとか執拗さとかが出ないのが大した物で、旨味だけが上手く抽出されて居る。 こんなテイストも巧みに造る物だと感心。
麺屋 海心 其の2 ― 2017/08/05 23:23:00
此の週末もオフィス…ランチをスキップして頑張ったので、予定よりも早く終了。 此のタイミングなら茅ヶ崎の花火に間に合いそうだと、急ぎ地元へ。 だが、「渦雷」のオープン迄は待てないな~ 「まる玉」は先日伺ったばかりだし…と2年振りに「海心」に入店。 オープン間もない頃に「濃厚つけ麺」に懲りて以来に為る。 聞いた話では「中華そば」はアッサリ系との事だったので、其れを御願いした。
煮干を恐れたのだが、そうでは無かった。 鶏ガラ醤油のテイストが好みなのか、そうでは無いのかが良く判らないスープ。 とても空腹だったので、結構頂きました。 チャーシューを追加して居たのだが、「坂内」風の脂身の多いバラ肉タイプ。 極脂は外したが、良くも悪くも無い感じだ。 麺は結構固目に茹でて有るのは好みだが、小麦粉感に乏しいし、風味に欠ける。 此はスープの勝ち過ぎでしょ。 う~ん、次は2年後かしらん、矢っ張り。
東京では減って居るが神奈川では未だ沢山の油蝉が鳴いて居る。
コイツは鳴いてなかったから雌かな。 御腹や御尻を覗き込まなかったので…