そばはうす金色不如帰 其の65 ― 2015/03/25 23:23:00
一番電車へ向かう空に在る「七つ星」が淡く為った。 天文薄明が疾うに始まり東の空は白み始めて居る。
好天の朝、オフィスに到着して暫くすると低層階にも陽が射し込んで来る。 此の隙間から御日様を拝めるのも数日の間だけだ。 硝子の汚れが目立たぬ様に古色に撮った。 手前に旧いビルの屋上が望めるが、配管の畝りがセピアに適う。
金曜日の「覇」の初日に伺って、翌週の水曜日に本家営業に顔を出す。 「くろ喜」、「蔦」、「金色不如帰」とセカンド、サードブランドの営業日が有る御店が増えた。 「蔦」と「渦」には2号店も有るからなぁ… 最近、太って来た様な気もするので、「週ベース」の「麺組」を「2週間」でワンターンとする様にしよう。
昼休みの真只中に到着して仕舞ったのだが、本営業では毎回「支那筍つけそば」を御願いして居る。 今回も大好きな一杯の喰券を購入。 「覇」メニューの追加で、券売機の釦の構成が変わった。 買い方に少し工夫が必要に為ったね(笑)。
細いメンマと麺を絡めて直喰するとメンマの微妙な塩気と相俟って、非常に好みの麺喰が出来る。 毎回半分迄行っちゃおうかと考え乍、其の半分で思い止まる。 適度な硬さ、弁えた柔らかさと絶妙の茹加減が麺の美味さをより高める。
そう云い乍も漬汁に落とすと此方の佳さにも驚かされる。 甘くて辛いんだけど、そんな単純なテイストでは無くて… う~ん、判んないけれど、絶品! 石蓴が良いんだよねぇ…