今日の蔦 其の1602015/03/14 01:01:00

臨休を喰らったり、此方の都合だったりで、随分と訪蔦の間隔が開いて仕舞った。 最近の行列が恐ろしく長い事も後込の一因だ。 今回は慎重に15時15分をターゲットに到着。 丁度外待解消と云う狙いは当たったが、其後も内待はず~っとフルって感じだ。 「御無沙汰してます」とか「久し振りじゃないですかぁ」とか…だよね、「スミマセン…」です。 良かった、此日に無理をしてでも遣って来て… 御蔭で蔦の葉、御免なさい。

此日にリニューアル・リスタートの塩つけそばでは無く、醤油つけそばを御願いしちゃう。 醤油つけそばも前月末に再開されてからは頂いて居ないのだ。

今日の蔦 其の160-2
漬汁は白湯かと思う様なルックスだが、此の下が醤油スープなのだ。 表面のベールはココナッツ? いや、カシューナッツだそうだ。 2013年に花の季さんの小麦ヌーボーをベースにした作品で使った物だそうだ。 そう云えば、そんな記憶も何処かに。 其れにしても「出来た」スープだ。 クリーミィなタッチと優雅な醤油。 両者は混じり合わずにコラボすると云う不思議な関係。 だが、相性バッチリ。 そして、ポルチーニ茸の芳香が馨しい… 此のパウダーがそうなのかな。 一見して、魚粉かと思った…なんて云うと「んな訳無いじゃないですかぁ」とか云われそうだなぁ、アビナイ。 更に自家製(此処強調)のオイルもポルチーニ茸だそうで、其等を上手い事、纏める物だね、流石と感心。
今日の蔦 其の160-1
麺は此迄と変わって居ないが、相変わらずの腰、喰感に全粒粉の独特の風味のクオリティの高い麺。 チャーシュウも美味しいし… ミニトマトだけは、此のスープに合うのかと、生意気に「?」だったので、其の儘頂いた(笑)。 ルッコラとミニトマトは口直しと云うミッションが与えられて居る様だ。

今日の渦雷 其の422015/03/14 02:02:00

前夜に提饗されて居た、辰也店長着想、芳実オーナー監修のスペシャルな一杯。 「豆乳塩ラーメン クラムチャウダー仕立て」をどうしても頂きたくて、閉店時刻間際に渦雷に駆け込む。 未だ御客様が沢山居らして…暫く待ってから、シンゴ君に御田と御酒をリクエスト。

今日の渦雷 其の42-02
純米吟醸は「瀧澤」。 世界一と云われる硬度 0.95 と云う軟水の「黒耀水」を使う喰中酒だそうだ。 そんなミネラルの無い水で発酵するのかいな… でも、キレに質が有るとすれば、最上級かも… クオリティの高い米の旨味が甘味とも、マイルドなタッチとも相俟って、成程と得心。

今日の渦雷 其の42-03
御腹都合で、此夜は「上から4つ」では無く、大根と馬鈴薯(大)の2種類。 相性からすると此処迄淡麗で無い御酒でも良いかもね(笑)。

今日の渦雷 其の42-01
スタッフのMちゃんは、中々絵心を御持ちの様です。

今日の渦雷 其の42-04
渦雷での呼称は「豆乳クラムSOBA」。 予想したよりもずっと美味しかった。 豆乳に塩ダレは厳しいかとも思ったのだが、クラムチャウダーに寄せて構成させたアイデアが見事に嵌った。 ブラックペッパーが思った以上に効く。 ローストトマトの甘酸っぱい処やアスパラの青い味わいがマッチして居る。 そしてルックスにも大いに貢献して居るね。 勿論、定番のパートナーで有る浅蜊の旨味も良い仕事っぷりだ。 オニオンと馬鈴薯、人参の刻みが隠れて居て、味に楽しい悪戯を仕掛けて来る、良いね! 店長の発案良し、オーナーの経験に基づくノウハウを得て完成した将にコラボな一杯。 そんな協調のハーモニーが心に滲みる。 力と知恵を合わせて、此れからも渦と渦雷を盛り立てて行って欲しい物だ。