今日の蔦 其の1612015/03/31 01:01:00

午後を春休みにして、六義園の枝垂(しだれ:「重箱読」だね)桜を観賞に伺った。 夜のライトアップも一興だろうが、スケジュール的に一寸難しい。 染井吉野の母に当る江戸彼岸桜の変種だそうだが、染井吉野(父は大島桜)よりも満開が早いので、ピークを少しだけ過ぎた印象。 訪れる人は多く、月曜日と云うのに入場券を買うのに数分掛かる。 桜の周囲には人が溢れて居り、枝垂桜の全景なんぞ撮れる訳も無く、観賞を終えたらハイアングルで、E-M5MarkII を構える。 此日もレンズは婿殿から借用中の「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」だ。 今回は此れ1本で全て撮った。
今日の蔦 其の161-01
桜花のスカイラインを切り取ったフォトにトイフォトフィルターを掛けた。 六義園は五代将軍・徳川綱吉の側近だった柳沢吉保が造営した庭園だが、此の桜は戦後に植えられた樹で樹齢は70年程なので、保山(晩年の吉保の号)殿は観て居ない。

15時10分に一駅隔てた蔦に移動。 最近は更に長い行列なので、売切ギリのタイミング狙い。 そう、到着後10分で暖簾が仕舞われた。 其れでも小生前の外待客が15名で、後に5名が続いた。 15時過ぎの売り切れ迄、行列が途切れないなんて…
今日の蔦 其の161-04
御願いしたのは、名刺用に撮影したかった「醤油そば」。 蔦だけの独特の醤油スープは、和洋素材のコラボレイションの粋が籠められて居る。 ポルチーニオイルとか、オリーブとか普通ラーメンに使おうとは思わないよね。 其等を見事に調和させ、昇華させたのは全く大した物だと感心する。 此の超絶人気も無理ないかな。

今日の蔦 其の161-05
「僕のグラビア、見て呉れました?」な一冊。 ハイ、拝見させて頂きましたとも…(笑)


此朝に起きた人身事故の影響は午後深く為っても残り、上野東京ラインは直通運転を取り止めて居る。 上野東京ラインが開通して以来、帰路には使って居なかった東京駅へ廻り、最寄駅に下る。(此後、同じ様な処でラッシュアワーに再び同様の事故が…) 予定に余裕を込めて居なかったので、最寄駅にはギリで到着。 駅から続くデッキにはカメラの砲列。 「何を撮って居るのぉ~?」と一般人?も携帯やスマフォを掲げる。 もう、良い撮影場所は空いちゃ居なかったのだが、コンコースのウィンドシールドに隙間が有る場所を知って居たので、其処からレンズを… あ、此のレンズは大口径だった(汗)。 何とか彼とか撮って見ました、の「ダイヤモンド富士」。
今日の蔦 其の161-02

今日の蔦 其の161-03
電車が来て呉れれば良かったのにねぇ~。 勿論、トリミングして居ます。

味噌の陣@蔦 其の62015/03/31 23:23:00

東海道線、いや「上野東京ライン」の一番電車が多摩川を渡る時に地平線から昇る太陽を望めるタイミングに為った。
味噌の陣@蔦 其の6-01
此朝は霞雲がフィルターと為って、「のつと日の出る」感じだ。 E-M5MarkII は持って来なかったので、XZ-10 の動画を廻して遊んで居た。 此の朝は「見えそうだ」と踏んで、グリーン車の2階席に陣取って見た。
味噌の陣@蔦 其の6-02
品川駅を過ぎるとレインボーブリッジの橋脚の間で輝く太陽の姿を一瞬だけ拝める。

前日の「亦、明日御待ちして居ます」の声に御応えして、此日も「味噌の陣」に参陣。 前週よりも遅く到着して、ベストポジションの2番手。 因みに先頭の方は、あの「口の利き方を知らない人」ではなかった(笑)。 熊谷は夏日予報(14時に見事25度!)だが、東京は1度位は割引かれるとの見通し(実際は23.2度)。 だが、朝の内は未だ風が冷たい。 コートを脱いで来たので、陽射しが届くのが待たれるね。 1時間前に5名が並ぶ状況。 此日は「味噌つけそば」を御願いすると決めて伺った。 温麺の「味噌そば」よりも更に味噌の違いが判る、とか。
味噌の陣@蔦 其の6-03
XZ-10 の ISO が、6400 なんかに為って居たのに気付かず、大失敗。 でも、テイストの方は「失敗」なんて有り得ない。 麺を沢山直喰して、其の旨さを確認。 ライムを搾って更に麺喰。 ローストチキンは毎回旨さが向上する。 此れだけをピックアップして当てで頂きたい物だ。 春韮に代わって、ベビーリーフが乗せられて居る。
味噌の陣@蔦 其の6-04
一方でスープのテイストは随分変えたと伺った。 牛を使うのは止めて鶏にしたそうだ。 つけそばのスープも同様なのだろうか。 ノスタルジックさを残した斬新な味噌の味わい。 前回少々感じた酸味が薄らいだので、ライムとの交わりに気を遣わなくても大丈夫だ。 スープには沢山のヒヨコ豆が隠れて居るが、ポクポクした喰感が楽しい脇役。 堪能して外へ出ると、開店時と同じ人数で溢れ返って居る…スゲぇ。