今日の蔦の葉 其の46 ― 2015/03/26 01:01:00
此夜は寛さんの漫画家で居らっしゃる奥様が来られると伺い、タイミングを合わせて訪葉。 来られる前に毎夜の常連さんと御話しし乍、中々を2杯。
寛さんが造られる牛肉時雨の御通はとても好みだ。
大好きな湯澤さんの鴨チャーシュウを一皿。
到着された奥様から色々とコミックに関しての表とチョイ裏の御話を楽しく聞かせて頂く。
主麺はブラック・ダック…と何時もの通り。 ピュア鴨の醤油スープに黒胡椒と小生の嗜好にストレートで来る一杯。
折角なので持参したあのコミックにサインをして頂いた。
寛さんの片付けが終わるのを待ちがてら、駅前のワインバー「楽」で御引き留め。 カベルネ・フランを、と御願いして出して頂いたのは自然派のドメーヌ・カトリーヌのニュイ・ディブレス。
ジャミーな印象に軽快な酸味が加わり、一寸アンバランスな印象が先行するが、早い時間経過で纏まる。 シルキーなタンニンには女性執事のイメージが開くのは何故かな… とは云え、個性の強い(笑)御店主の云う「ピーマンの味わい」(「若やいだ草原の風合」とか云って欲しいのだが)も可也感じて、此の品種の特徴を掴み易いボトルだ。 結局、小生の終電に間に合わず…って、クロージングは大変な作業なんだな。