麺屋KABOちゃん 其の1、其の22013/02/01 23:23:00

真逆! 本当? で、吃驚開店の「麺屋KABOちゃん」。 あの「西尾中華そば」だった場所(其後の変転に興味は無かった)で、カボちゃんがラーメン屋さんを遣るんだって…と知ったのは、遠い海外からの呟き。
20130201 麺屋KABOちゃん-1
何度かの試喰のチャンスは全て逃し(情弱だねぇ)、漸く開店の夜に伺う。(開店日に「漸く」は可笑しいか)

20130201 麺屋KABOちゃん-2
右下に小さく「by ムタヒロ」の文字。 あ~何処かで見た印象は此れだね。

20130201 麺屋KABOちゃん-3
御花がいっぱい。 燦燦斗や○心厨房、勿論、凪も。

20130201 麺屋KABOちゃん-4
今は無き、「西尾中華そば」からも台湾の御花が(笑)。

20130201 麺屋KABOちゃん-5
店内も処狭しと御花が飾られて居る。 蔦からは、胡蝶蘭。

20130201 麺屋KABOちゃん-6
当面のメニュー。 味が有ります、品書にも。 楽々の磯部さんに書いて頂いたとの事。 「しもふり中華そば」は地元、霜降商店街の名を取った。 地元の皆さんに愛されてこそだから、牟田さんの命名は宜しかったんじゃないかしらん。

実はもう暖簾が仕舞われた後。 ツイッターを読んで予想された事だったので、蔦で一杯頂いてから、御祝にだけ参上した心算だった。 (翌日も来るし…)
20130201 麺屋KABOちゃん-7
でも、「一寸、スープが違いますが…」と造って下さった。 うん、白湯風に為ったと仰るが既に美味しい。 マイルドで大人しい味わいだが、旨味の深さは充分。

20130201 麺屋KABOちゃん-8
此方が翌日にMさんと一緒に伺って頂いた一杯。 味玉をトッピングしないで御願いしたら、「味玉無しは100円増しに為ります」って、此れは笑った。
先客のタローさん、青木さんもマジで褒めて居らした(FILE さんとは擦違いで…)が、本当に美味しい…って、失礼な話で申し訳無いが、予想よりズ~っと上を行く。 カボちゃん本人も今迄で一番との事だったので、宜なるかな。 スープは鶏と魚介の調和っぷりが素晴らしい。 煮干苦手の小生でも全く気に為らない。 ふわ~とした綿見たいな印象の味わいで不思議な旨味が深く覗ける。 醤油ダレと出汁のマッチングがピッタリなんだろうな。 後半に煮干風味が強まるのだが、其れでも其れが旨さに感じられる。 麺は武藤さんの凪謹製だが、中細ストレートでサクっとした歯触りと喉越が高評価。 チャーシュウは独特だ。 結構な焦目が付く程に焼いてから煮ると云う凝った造り。 香ばしい旨味とホロホロした喰感が良いねぇ。 造り手のキャラがこんなに伝わって来るラーメンはそうは無い。 此の作品の向こう側には笑顔しか存在し得ないのだ。 嘗ての様に、亦駒込詣が出来る日が来るなんて… 感涙に噎ぶ小生なので有る。

今日のめじろ 其の7152013/02/02 01:01:00

子福桜。
今日のめじろ 其の715-7
随分と長く咲いて居るが、此の樹の花は大きくて元気だ。 めじろの力丸君も一生懸命に本店を守って居るので、此の真冬の桜に肖りたい。

今日のめじろ 其の715-4
めじろのカウンターで赤ワイン。 昔から変わらない小生の楽しみ。 時が過ぎ、人も変わったし、環境も激変だが、小生は矢張此処に居る。 力丸君の話を聞き乍…

今日のめじろ 其の715-1
力丸君のチャーシュウ。 素朴なテイストが彼らしくて、美味。

今日のめじろ 其の715-2
此の夜は醤油つけ麺を御願いした。 此の独特のピロピロした平打の力丸君の渾身の自家製麺を堪能。 焦葱を絡めての直喰も御奨めだ。

今日のめじろ 其の715-3
少し酸味を出した醤油感の凜とした漬汁。 角切のチャーシュウと白葱のスライスが良く調和して居る。 たっぷりと麺に絡めて、豪快に吸って頂くのがベターだ。 佳き作品だ。 翌週も是非!

今日のめじろ 其の715-5
ふぅ~と溜息… 久し振りに地元のバー、Port Call へ。 何時に無く饒舌な私。 他に御客様が居なかったのが幸い?だったかな。

今日のめじろ 其の715-6
山崎を2杯。 少し酔ったかな… あぁ、ワインを1本飲んで居たんだね。

紫 くろ喜 其の52013/02/02 18:25:11

秋葉原の公園で見掛けた中世の顔迄覆う鉄兜見たいな花芽。
紫 くろ喜 其の5-1

紫 くろ喜 其の5-2
先日赤い実のフォトを撮ったばかりかと思ったら、もう山茱萸の蕾が膨らんで居た。 もう直ぐ此処から弾ける様に開花する。


前週は「饗」の日に伺って居るので、金曜日の「紫 くろ喜」は2週間振りかな。 相変わらずの大人気。 昼営業での新記録と後刻、黒木さんが書いていらっしゃったが、然も有りなん。
紫 くろ喜 其の5-4
先に麺を直喰。 底の分厚い皿に盛られた麺は少し茶色い低加水の中細ストレート。 仏蘭西麺麭用の小麦粉の「レジャンデール」だそうなので、仏蘭西麺麭好きの小生に向いて居るのかも知れない。 凄く好きな麺で「風味も味わいも深い」と表現出来る程に美味い。 そして此のツンパツンパの歯応えが堪らない。 此の麺だけで300g位はイケる。 此れ迄に頂いた麺の中でも五指に数えられる程のスーパーメンだと思う。

紫 くろ喜 其の5-3
そうは云う物の漬汁が亦、素晴らしい。 複雑で趣の有るスープは、3種類の醤油を巧みにブレンドした成果なのだろうか。 其処に鴨味が絡んで現出する仄かな甘味が、香母酢と手を組む。 小松菜をスープに落として置いて、其処に麺を落とし、スープを絡める様に頂くと更に美味。 此の小松菜、普通じゃない。 もっと、普通じゃないのは、メンマ。 此れ以上のメンマは存在しないだろうと云う位に好みだ。 鰹の風味の太くて厚いメンマは、驚く程にサクっと柔らかい。 鴨のロース肉は、真空低温調理。 最早、言葉に出来ない。 最後にスープ割を御願いしたが、昆布風味がスープを和らげて広がる。 此れで880円って、考えられない価格設定だ。 後、400円高くても頼むだろうなぁ。

不如帰と蔦のコラボ・イベントに黒木さんも来られると仰る。 小生も仕事の都合で伺えるなら、日曜日。 御一緒出来るかしらん。 大混雑、大盛況見たいだから、難しいかな。