今日の渦 其の４９４ ― 2013/02/11 23:23:00
一寸忙しい処にレンズのトライアルとか遣って、夜はラーメンの日々ではブログの更新も儘ならない。 年が明けてからスローブログに鞍替したので、焦らない…とは云え、気に為る。
１０年物のタムロンの望遠ズームが老父のキャビネットから発掘されたので、マウントアダプターを買って来て装着。 E-M5 が気を悪くする程に重い。 何とも「甘い」描写（ピントは展望台）だが、タイムマシンレンズで昔を覗いて居る様な気分だ。 持ち味と云って仕舞えば、痘痕も笑窪かもね。
前日に湯河原で飯田さんの花の季を初杯で頂いた。 なら、渦もそう有らねば成らぬ。 で、普段より２０分も早く到着。 ５分で次の方が来られたので、危なかった？ 尤も先に御酒や肴を頂くので、正確には最初の注文をゲットと云うべきだ。
此の夜から新しい女性スタッフも加わって、華やかな雰囲気が漂う厨房。
前夜がワイン三昧だったので、此の夜は熱燗で通そうと決めて来た。 超熱燗を御願いして、女将さんの３点盛でチビチビ。
いや、ゴクゴクかな。 ぐい呑で頂くのは小生の好みに合うが、つい呑み過ぎる。 此の日も４合…かな。
皆さんが鶏皮餃子を美味しいと頬張って居るのを見て、久し振りに頼んだ。 やや酸味の有るタレなのだが、餃子との味のバランスは絶妙。
「肉味噌の豆乳蔵出し味噌ラーメン ジャックと花の季～大地のちから」
〆に花の季さんの味噌な一杯を御願いした。
グリム童話由来の作品名に合わせて４つの大豆が肉味噌に配置され、可愛い印象のルックスだ。 青梗菜が麒麟チックに乗せられて居る。 芳実オーナーの十八番、揚蓮根も。 少しづつ味噌を溶かして…とのアドバイスに従うが、ピリ辛成分を隠した豆乳スープが此の味噌に嵌まる。 やや塩のエッジを感じるのは「１年物」由来だろうが、其れも亦宜しい感じを与える。 どの御店主殿も自分の得手分野に旨く此の味噌を取り込んで居るのに驚かされる。 そんな一角に渦が居るのは嬉しいね。 大した一杯に万歳。
日々初電の身に４合の眠薬は効果覿面で、常連諸兄に御挨拶をして引き揚げる。 未だ雨が来る前で、久し振りにバス停へ。
