ロックンロールワン@町田 其の105 ― 2012/11/25 17:39:08
色々と予定の詰まった3連休の最終日。 其れでも、3番目のスケジュールには町田を組み込んだ。 ユウタの誕生日スペシャルの最終日。 もう一度頂いて置こうかな、26歳と27歳の違いを感じられるかもしれないし(笑)。 同じ小田急で向かって今回もSP。 後ろの予定がギタギタなので、此は有り難い。 ホールでは「身近なスター」のリハーサルから見学する熱心なファンの姿も。
カウンターの御隣にはハヤブサさんに御掛頂いて、ネオ・クラシックな一杯を一緒に頂く。 先日、ユウタが「煮干をそっと効かせて居る」と云って居たのだが、テイストが複雑で小生には感じ取れなかった。
で、最初に其れを意識して啜って見た。 あ~成程、此の魚介風味には洗練煮干も含まれて居るんだな。 初口だけに響かせるとは中々遣るのぉ。 其れにしても相変わらずの淡麗スープだ。 ロックンロールワンに良く伺って居れば、ライトテイストと物足りなさが明らかに別物と承知する。 懐かしさと斬新さを溶かし込んだスープの美味さは格別だ。 白胡椒が別皿で付く。 先日の経験で相性が良いのは判って居たので、今回は全面的に採用。 ラムと呼ばれる腿肉のチャーシューは、味わい深く喰感も秀でて居る。 懐かしさを紡ぐ蒲鉾と穂先メンマが目と味わいを引く。 細麺を巧みに茹で上げて、ノスタルジックなスープを巧く絡めさせて居る。 麺は同じ切歯でも厚みを少し増したそうで、少し太く感じるかも…だそうだが、小生は気が付かなかったけれどね。 青菜は小松菜の様だ。 青菜は先に喰べるべしと教わって居たので、スープの温度が移る前に口にしたので、先日は温度差感じたので有って、ゆっくり温めて頂くのが御作法だろう。 アイデア・素材・スキルの3つが揃わないと完成しない秀作だと思う。 ユウタの体調も気懸りだが、頑張って次のステージを目指して欲しい。
JAZZ麺 2.7 其の1 ― 2012/11/25 21:38:05
先日購入した新しいマクロレンズと超望遠レンズの試し撮りがしたくて、茅ヶ崎の氷室椿庭園に伺った。 2,3月の賑わい(予想)とは違って、静かな庭内をゆっくり拝見した。 日曜日と云うのに結局、最後迄貸切状態。 勿論、花を付けて居る椿は少ないが、其れだけにじっくりと向き合えた。 小生の腕前では半分も伝わらないが、オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」は凄いマクロレンズだ。 抜けの良さとシャープネス、其れにボケの麗しさで、シャッターを切るのが楽しく為る。
此れは早咲の寒椿。
氷室椿庭園の場所を地図で確認して居ると、「JAZZ麺 2.7」が近くに有るのを見付けた。 渦の常連さんの間で評判の高い店だった事を思い出して、IS11T に案内を乞うた。 狭い道のショートカットを上手に案内して呉れる物で、5分と歩かずに到着。 14時を廻ったタイミングでほぼ満席。 でも、直ぐに奥様がカウンターに案内して下さった。 評判に違わぬ洒落たジャズバーだかカフェの印象だ。 BGM以上にディスプレイもJAZZと徹底して居る。
ワインを頂ける様なので、ボトルで御願いした。 ファルネーゼのCSとサンジョヴェーゼのボトルは「ドン・カミッロ」。 アブルッツォのCSは珍しいが、ファルネーゼらしいCPの良さで、舌触りの良い力強さが小生の好みだ。 良い御見立てと拝察。
ラストオーダーのタイミングで豊富なメニューの中から御願いしたのは、ベースの「支那そば」。 塩の評判が良いが、初回訪問なので醤油テイストを選択。 水菜の緑が目にインパクトを与える。 先ずは丼を持ち上げて、スープを啜る。 魚介が強めで鶏と勢力を分けて居る。 煮干と云うよりは、鰹出汁のニュアンスが強目の様だ。 だが、ガツンとさせないで穏やかに広がるので、淡麗なキャラのスープをライトに感じさせはしない。 流石に人気店だけの事は有る。 麺は中太か細麺を選べるが、迷わずに後者。 波長の長いウェイビーと云う一寸珍しいタイプで、細麺乍、ネチッとした喰感が面白い。 何処の製麺屋さんだか、気に為るね。 バラ肉の巻チャーシュウは解れ易く、小生好み。
タイトルに行成、「其の1」を振った様に亦、伺う事に為りそうだ。 日曜日も月曜日も営業されて居るそうなので、渦と被らないのが好都合だし、本数は多く無いが、近くのバス停から1本で帰宅出来るのもアドバンテージだ。 其内、渦の常連さんにも、此処で遭遇しそうな予感。 定休日は被らなくても、御店の方向性には渦に近い物を感じる。