JAZZ麺 2.7 其の1 ― 2012/11/25 21:38:05
先日購入した新しいマクロレンズと超望遠レンズの試し撮りがしたくて、茅ヶ崎の氷室椿庭園に伺った。 2,3月の賑わい(予想)とは違って、静かな庭内をゆっくり拝見した。 日曜日と云うのに結局、最後迄貸切状態。 勿論、花を付けて居る椿は少ないが、其れだけにじっくりと向き合えた。 小生の腕前では半分も伝わらないが、オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」は凄いマクロレンズだ。 抜けの良さとシャープネス、其れにボケの麗しさで、シャッターを切るのが楽しく為る。
此れは早咲の寒椿。
氷室椿庭園の場所を地図で確認して居ると、「JAZZ麺 2.7」が近くに有るのを見付けた。 渦の常連さんの間で評判の高い店だった事を思い出して、IS11T に案内を乞うた。 狭い道のショートカットを上手に案内して呉れる物で、5分と歩かずに到着。 14時を廻ったタイミングでほぼ満席。 でも、直ぐに奥様がカウンターに案内して下さった。 評判に違わぬ洒落たジャズバーだかカフェの印象だ。 BGM以上にディスプレイもJAZZと徹底して居る。

ワインを頂ける様なので、ボトルで御願いした。 ファルネーゼのCSとサンジョヴェーゼのボトルは「ドン・カミッロ」。 アブルッツォのCSは珍しいが、ファルネーゼらしいCPの良さで、舌触りの良い力強さが小生の好みだ。 良い御見立てと拝察。
ラストオーダーのタイミングで豊富なメニューの中から御願いしたのは、ベースの「支那そば」。 塩の評判が良いが、初回訪問なので醤油テイストを選択。 水菜の緑が目にインパクトを与える。 先ずは丼を持ち上げて、スープを啜る。 魚介が強めで鶏と勢力を分けて居る。 煮干と云うよりは、鰹出汁のニュアンスが強目の様だ。 だが、ガツンとさせないで穏やかに広がるので、淡麗なキャラのスープをライトに感じさせはしない。 流石に人気店だけの事は有る。 麺は中太か細麺を選べるが、迷わずに後者。 波長の長いウェイビーと云う一寸珍しいタイプで、細麺乍、ネチッとした喰感が面白い。 何処の製麺屋さんだか、気に為るね。 バラ肉の巻チャーシュウは解れ易く、小生好み。
タイトルに行成、「其の1」を振った様に亦、伺う事に為りそうだ。 日曜日も月曜日も営業されて居るそうなので、渦と被らないのが好都合だし、本数は多く無いが、近くのバス停から1本で帰宅出来るのもアドバンテージだ。 其内、渦の常連さんにも、此処で遭遇しそうな予感。 定休日は被らなくても、御店の方向性には渦に近い物を感じる。