味噌の陣@蔦 其の52015/03/24 23:23:00

片栗のショットをもう1枚。
味噌の陣@蔦 其の5-1
蕊がシルエットに為って花被片に写る姿に稚(いとけな)い艶を感じる。 見て居る前で其の花被片がピョンと跳上がり、蕊が恥ずかしそうに覘いた。 「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)との儚い逢瀬。 尚、笹が刈られて居るのは、木樹の葉が陽光を遮らぬタイミングを狙って出て来る此花にたっぷりの日差を注いで遣ろうと云う丹精なのだろう。

中々週2回は蔦に伺え無いが、2週連続で「味噌の陣」。 「止めます宣言」を撤回したブログでの告知が物を云うので、「ラの方々」の集合は早いと予想し、今回も2番手を狙って向かったのだが、皆さんの到着時刻は前週よりも大分遅い。 次に到着された御兄さん曰く、「こんなに早く来る馬鹿が居るとは…」。 仰る通りなのだ(笑)が、口の利き方を知らない人だなぁ… 10時でも6人と云う状況なので、そろそろ落ち着いて来たのかも知れない。 しかし、冬に戻った様な気温の朝で風も有り、ウエィティングベンチに御日様が届くのが待ち遠しい。 そして花粉が風に乗って大量に舞う。 今がピークとは云え、堪らん。 何を好んで(祐貴君の一杯だが)、こんな状況で長時間並んで居るのか、我乍疑問を覚える。 御兄さんの云う処の「馬鹿」なんだけど… 何人かの方が小生にの名を口にして、挨拶をして下さる。 くろ喜さんの処のY君とか、御店以外で御顔を拝見すると、何方なのか考えて仕舞う事が有る。 あ、矢っ張り「馬鹿」だ(執拗い)。 失礼致しました。 行列が22人迄伸びた処で、少し前倒しで開店。

今回は「味噌つけそば」を頂く。
味噌の陣@蔦 其の5-2
最初は麺の直喰。 ライムを搾ってフレッシュな感じを加えて頂くとより美味しい。 春韮に代わって紫オニオンが配らわれて居るが、やや主張の強い印象が有る。
味噌の陣@蔦 其の5-3
スープに関しては毎週の様に味に手が入るので、「変わってから」と云う言い方は適当では無いのだろうが、明彩淡麗深味味噌。 つけそばの方が味噌の特徴が掴み易いのか、変えたと云う信州味噌のニュアンスがより伝わって来る様だ。 多少増した酸味が麺に振ったライムと絡み過ぎ無い様に、ライムを搾る量を塩梅すると良い。 つけそばのスープと為ると或る程度の濃さは必要に為って来るし、況してや味噌スープだ。 だが、切れの増したライトテイストで、こんなに味わいに深みを持たせて居るのは凄い。 ローストチキンは相変わらず、丁寧に手を抜かずに調理されて居る。 部位も変えたのかな?? スープは割らずに汁完、此れが小生のスタイルだ。 勿論、待った甲斐は有ったさ。

コメント

トラックバック