饗 くろ喜@秋葉原 其の452014/08/25 23:23:00

くろ喜の夏麺も数えて8回に為った。 わぽ会スペシャルも未喰なので、8月最終週はくろ喜訪問を中心にスケジュール。 月曜日の昼から早速の秋葉原。 霧雨の中、少しは涼しいと急いだら、矢っ張り団扇を借りる程に汗。 5番手で一寸残念だったけれど(笑)、夏日にも為らず、陽射も雲に遮られて居るので、まぁ良いでしょう。 途中でグラシアのマスターも来られて…浅草橋にも伺わないと。

饗 くろ喜@秋葉原 其の45-1
くろ喜の此週の限定は、「冷やしカレーそば」。 満を持しての登場だが、仕込の手間が一番掛かる作品との事。 「キーマ御飯」も有ると伺い、其れも御願いして仕舞った。 喰べ過ぎだねぇ。 カレーもくろ喜も大好きなので、期待は風船状態。 勿論、其れに違わぬ作品だった。

饗 くろ喜@秋葉原 其の45-2
カレーの味わいが「冷たい麺」に合う様に徹底的にカスタマイズされて居る印象。 此の温度で此だけの風味を出せる物なんだな。 煮干マー油、バジルソース、自家製辣油の対比はルックスだけでは無く、味わいの変化にも大きく貢献して居る。 麺をピックアップする場所を変えると3つの味わいが楽しめる。 途中で混ざって仕舞っても、其れは其れで良い感じだ。 乗せられて居る具は、ゴーヤ(漬物にして有るのがカレーにマッチ)、パプリカ(此方もピクルスの酸味がカレーを引き立てる)、黒木さん十八番のローストトマト(甘味がローストされる事で際立って好い)、南瓜(蒸したそうだが、程良い甘さが絶妙の厚さに潜む)、そして凄く美味な鶏肉はケイジャンチキンと云うそうだ。 更に、キーマカレーと自家製福神漬も仕込まれて居る。 うん、半端無い手間が掛かった一杯。 1000円では申し訳ない感じだ。 麺は普段よりも粗く引いた全粒粉を多目に使ったそうで、表面のツルッとした感じと餅ぃ喰感が最高だ。

饗 くろ喜@秋葉原 其の45-3

饗 くろ喜@秋葉原 其の45-4
残したスープを蓮華で掬って、キーマ御飯に掛ける。 キーマカレー漬の様な一杯に為り、非常に美味しい。 沿えて有る福神漬とのバランスも良いので、ペロッと御腹に収まった。 御飯も御願いして大正解だった。


仕込も凄いが、盛付の手数も凄い。 トッピングの数も多いので、極偶に乗せ忘れる事も有る。 誰しもがミスはするが、「差」は次のステップに生じる。 写真を撮ってから喰べ始めた御客様のトッピングに一つ漏れが有った事に気付かれた黒木さんが仰る。 「すみません、造り直します。」 確かに本の少しだけでも箸を付ければ、シャッタータイミングでは無く為る。 其れを慮っての事だが、流石と感じ入った。

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