今日の蔦の葉 其の5 ― 2014/07/01 18:37:50
2014年も後半(算数的には7月2日が真中)に突入。 オープン5日目の蔦の葉は、此の日から愈々夜の営業も開始だ。 其のファーストナイトには伺えないので、昼の時間帯に訪葉。 何だ彼だと逃がして貰えず、漸く14時を廻った頃に巣鴨着。 「時代劇祭」で、地蔵通りは混雑して居たので、NTT側からアプローチ。 3名が未だ御待ちで、良い人気振りだ。 椅子が4脚に増えたが、午後は陽射バッチリで、フライパン的に暑い、暑い。 喰券を購入して暫し椅子で待つ。 盛夏の猛暑対策は考えて伺わないと、シニアは熱中症に為りそうだ。
御蔭様で亦々、ヱビスビールのボタンも押して仕舞ったではないか。 フルで 620ml のグラスに 500ml 全部を入れるとこんな感じ。 計算通りだが、ステムを持って斜めに注ぐと折れそうだなぁ。 グラスを置いて注ぐ事を御奨めします。 高橋さんが列びが解消したのを確認して、ビールと麺のインターバルを長く取って下さった。 有り難い心遣いだ。 うむ、ヱビスビール、美味しい。 と、其処へ何と9名のグループが到着、あビなかったね(笑)。 でも、閉店間際なら…と思われる方が多い様で、15時に向けて列が亦、延びる。 実は13時前頃が御奨めだったりして…?
麺だが、矢張今回も醤油を選んで仕舞った。 少しアジャストしたと云うスープは温かい時には煮干が前に、其内に鴨と云うシナリオの様にも思える。 スープは勿論、チャーシューが出色。 本当に美味いので、当てでビールの摘みに頂きたい。 麺も毎日、配送する甲斐有って、相性抜群。 う~ん、牛負けた。
先日は行列の長さで来店為らなかった大崎さんに此日は御運び頂けた様で、良かった。
現行のテーブルガイド。 イラストが似過ぎw。 流石、画伯!
蔦の葉のシンボルカラーの少し鴬掛かったグリーンで統一。
此方も… 蓮華の柄です。
結局、「Closed」にした段階でも、4名がウエィティングチェアを暖めて(否、冷やして鴨)居らした。 翌日は蔦本店が再開と為る。 扨、何方に伺おうかしらん。
今日の蔦の葉 其の6 ― 2014/07/02 23:23:00
蔦本店の営業再開の日。 でも、足は山手線の外へと向いて仕舞った。 開店以来、欠かさずに伺って来たが、そろそろ継続は難しく為って来た(笑)。 で、途切れぬ内に「口ばかり」だった「塩そば」を頂こうと決めての訪葉。
どうもズルトラはラーメン撮影に適して居ない見たいで…
醤油スープ同様に淡麗の味わい。 初口では少し穏やか過ぎるのかと錯覚するが、ジワ~っと鴨の風味が上がって、そしてソッと煮干の旨味が広がり、充分以上のテイストと変貌する。 塩らしくなくも有り、其の主張を見失う事も亦無い。 難しいのかと云うとそうでは無いのだが、シンプルとは迂遠な印象。 確りしたテイストのオニオンとのコンビで、和風フレンチのスープとも思える。 此方の緑の彩りは、三つ葉では無くて、ルッコラかしらん? 麺の相性は寧ろ醤油以上かも。 或いは湯澤さんの麺上げが巧みなのかも知れないが、多加水らしからぬ喰感で居て、ツルッと感も有り、上々の組み合せだ。 チャーシュウの少し目立つソルティな部分は、勿論、塩スープにも嵌り、イケる。 メンマの味わいは小生としては、醤油との相性に軍配を上げたい。 勿論、塩でもとても楽しめるけれどね。
少し前には、FILE さんが来られたとか…相変わらずの擦れ違い(泣)。
今日の蔦 其の129 ― 2014/07/03 01:01:00
蔦のを出て、巣鴨駅に戻ったのは15時近く。 矢っ張り覗いて行こう… 一時は30人以上もの行列だったとの事たが、此の時刻でも外待ちの方が5名。 此処は日影で待てるのが、大きなアドバンテージだ…と末尾にフラフラと誘われて仕舞った。 新しいスタッフのマサさんに案内されて店内に。 御願いしたのは醤油そば。 如何に変わったのかを知りたくて、だ。
「殆どの方が、醤油です」と祐貴君。 あれだけ書かれれば、頂きたくも為ろうと云う物だ(笑)。 凄く馨るスープの様で、店内に「あの香り」が漂って居る。 人に依っては、アセチレンガスとも表現されるトリュフだろう。 余程贅沢に此のオイルを投じて居るのだろう。 着丼すると当にそんなブーケだね。 スープはルックス同様に濃いと思うのだが、味わいの深さが濃さに転じるのだろう。 テイストはコンクでもスープ自体は濃くは無いのかも知れない。 祐貴君の云う「厚くしました」と云う事なのだろうか。 束ねる醤油も力強く他の具材を纏めて居て、何かを突出させずに全体調和が維持されて居る。 チャーシューもリニューアルしたが、其の上には、オリーブをカットしたものが、オリーブオイルに絡められて乗って居る。 トリュフにオリーブと洋風な要素を不断に使い乍、和の醤油が、「Japanese」を標榜する。 見事なレベルの折衷が実現された。 麺はプロの卓見に依れば、気温の上昇に合わせた硬さにアジャストさせて、スープの持ち上げに貢献させるとか。 凄ぇ~ 「そんな細かい技と気配りが丼中に詰まった作品」なのだそうだ。 喰べ手が違うと余計に卓越した味造りに気付く物らしい。 実はカボちゃんとバッタリで、席も隣り合わせに為ったので、色々と講釈して頂いたのだ。 茸のテイストとか、余韻の具合等々、小生よりもずっと機微に富んだ感性で話をされる。 残念乍、小生には細かい事や難しい件は判らないが、「800円の味じゃ無いですよ!」には、全く異論が無い。 素晴らしいコストパフォーマンスの作品。 思わず笑っちゃう一杯! 無茶苦茶流行りそうだな。 勿論、願ったりなのだが、行列が…
テーブルガイド。