西尾中華そば 其の992010/03/02 18:18:00

3月最初の一杯は、駒込。 陽が射さないと未だ々寒い。 暫くは早目の「菜種梅雨」の空模様と云われて居るが、そんな曇天は気が鬱ぐ。 地元の駅で早朝に定期券を購入しようとしたら、窓口は未だオープンして居なくて、片道の運賃を払って東京駅へ。 駒込駅を通る様にしたややこしい通勤経路なので、窓口でないと買えない。
前の週は、西尾さんが博多遠征の為に、NCSは3日間の御休みだったので、久し振りに伺った感じ、とは云ってもたった一週間なのだが… 味噌の「其の六」が前日から提饗されたので、其れを目当てに遣って来た次第。 この日は、丁度、混雑が捌けたタイミングだった様で、ラッキー。 そう、何でもプラス/マイナスが無いとね… 博多の御話を伺い乍、待つ事、暫し。

西尾中華そば 其の99-1

今回の味噌は、越前仕立。 2回目なので、Vol.2 が付く。 +50円で、旨い辛味がプラスされると云う。 新潟県妙高市の「寒造里(かんずり)」(雪に晒した唐辛子をベースに糟、柚、塩を加えて、3年間寝かせた)に、胡麻、山椒、更に海老等を加えたそうで、西尾さんの御勧めも有り、御願いした。 今回の味噌スープは、茸とか牡蠣とかを使って居る訳では無いので、何か際立った味わいが有ると云うのでは無い。 其の分、西尾さんの味噌中華のメインストリームを楽しむ事が出来る。 元々、ピリ辛仕立てな処へ、旨辛味を加えて居るので、結構、ホットだ。 丼の真ん中、蘖の上に其の源が乗る。 ベースの味噌テイストが確りして居るので、辛味も生きて居る。 少しずつ辛味を溶いて行くのだが、徐々に辛くすると云うのも面白い。 カットされたチャーシュウや蘖の下には、何時ものマサ配合麺。 書き尽くした感が有るが、この麺は西尾さんと相性が良くて、色々な作品にマッチして居る。 うーん、美味しい。 次回は、旨辛味を入れないで、頂いてみたいけれど…もうチャンスが無いかも。

西尾中華そば 其の99-2

カウンターには、雛霰の入った器が置かれ、自由に取れる様に為って居る。 但し、二匙目からは、10円!(笑)