西尾中華そば 其の1072010/03/26 01:01:00

前夜は渋谷のイタリアン、ドンチッチョで大いに盛り上がった。 (ワインのアーティクルは後日に…) 小生は23時前に失礼したが、濃い方々は当然、凪@渋谷で一杯喰べて行かれた様だ。 夏さんに御会い出来なくて残念だったなぁ… 其の翌日には早速にしもふり商店街に顔を出す。 真冬の冷え込みに加えて、桜を凍て付かせる様な氷雨が降る。 開花前に夏日に為ったり、開花後に2,3度迄下がられては、花も人も堪ったもんじゃない。

西尾中華そば 其の107

この日から、追加された「味噌其の九」が始まった。 今回は「果実」と表記されて居るので、バナナか葡萄に違いないと期待?して、口に運ぶと明ら様なフルーツ味はしない。 当然だが、隠し味を担って居る訳で、何時ものチョビ辛さがマイルドに為った様にも思える。 はっきり、其れと判るのは、真ん中に飾られた「土佐文旦の皮」。 苦くて甘くてと云う味付けだが、意外に味噌テイストのスープに合うので、楽しい。 他には林檎と檬果(マンゴー)が潜んで居るのだそうだ。 繰り返すが、両者のテイストを確認する事は出来ない。 だが、芒果(マンゴー)は欠片(西尾さんは「擦り残し」と仰る)を発見出来る。 其れを噛み締めて見ても、既に風味がスープに溶け込んだ抜け殻だ。 此迄のスープの中で一番華やいだ味だと思うのは、そう聞かされて居るからなんだろうなぁ。 マサ麺や刻みチャーシュウ等、何時もと同じく最高ですね。
西尾さんが、味噌シリーズの真打に用意しているのは、「まとめ」と書かれた、「其の十一」。 此れには、トマトが使われるそうだが、同じ分量を使っても林檎と違って、味わいがはっきりスープに出るそうだ。 果物と野菜の違いかしら…? 楽しみだ。
尚、土佐文旦に就いては、果実、いや過日、考察を行って居るので、宜しければ、読んで頂きたいと…