今日のワイン 其の3982010/04/03 12:22:38

トスカーナ・ロッソ フェルシナ
2007 TOSCANA ROSSO / FELSINA

今日のワイン 其の398

先日、めじろの代々木本店で頂いたのが、このボトル。 フェルシナと云えば、先日、キャンティ・クラシコ ベラルデンガを矢張、此処で頂いた。 ふたつのボトルの販売価格は同じ(笑)だ。 いや、このボトルが3000円と云うのは、充分にリーズナブルだが、帳尻を合わせたと云う事にしておこう。
フェルシナは、サンジョヴェーゼに拘って居るカンティーナだが、「トスカーナの赤」と云うこの名前のボトルも、サンジョヴェーゼ100%。 やや明るい印象のルビーレッドの液体からは、バニラ、ベリー、其れにココアの様なブーケが立つが、大人しい感じだ。 口に含むと酸味が強く、とてもライトな印象に加え、タンニン迄大人しいので、飲み応えが無い。 パカパカと飲んで仕舞う気楽さにレゾンデートルが有る。 そんな1本。

今日のワイン 其の4002010/04/03 12:31:50

リフレッシ・ディ・ソーレ
RIFLESSI DI SOLE 2005

今日のワイン 其の400-1

今日のワイン 其の400-2

西尾さん、マッハさん、カボさん、ユウタとラーメン色の濃~い皆さんに娘(婿殿は忙しくて、今回はパス)と一緒に仲間入りさせて頂き、渋谷の凪近くのイタリアン、「ドンチッチョ」に集合。 桜雨と云うには冷た過ぎる雫に濡れて到着すると、店内はフルオキュパントの大賑わい。 予約を取るのが大変だったと西尾さん。 奥の半隔離テーブルに着くと厨房からは良い匂いが溢れて来る。 店名の「ドンチッチョ」は、太ったオジサンと云う意味の様で、メニューにもそんなスケッチが描かれて居る楽しい店だ。 料理は皆さんに御任せして、ワインリストを覗き込むが、南伊太利のボトルが並び、馴染みが薄い。 …で、尤もらしい顔をして適当に選んだ(笑)。 ビールで乾杯した後の、1本目は 西尾さんやカボさんのリクエストで、白からセレクト。 「RIFLESSI DI SOLE 2005」 西尾さんがエチケットを読んで、「『太陽でリフレッシュ』ですかね?」と笑う。 実際は「太陽の恵み」だろうね。

今日のワイン 其の400-3

シチリアの高級な白、と云う触れ込みで御値段も中々。 南伊太利のローカル品種の「インツォリア」で、屹度、初めて頂く葡萄だ。 グラスの中の液体は少し濃い小麦色で、ブーケは濃厚なシャルドネの様だ。 とても樽香が高い。 こう云う白は珍しいかも。 但し、口にすると淡い感じで、寂しい印象すら有る。 バニラの後に、パインと林檎がそっと追って来る。 「5年の熟成を経て、良い感じです」とのコメントが御店から有ったが、もっと寝かせても良いものなのかは不明だが、更にボディの確り感が欲しいのは事実。 尤も、此れ位が丁度良いと云う声も聞かれたので、嗜好に依るのだろう。 この父娘は濁酒葡萄酒が好きな家系なもので…

今日のワイン 其の4012010/04/03 12:41:46

ピアナデイチエリ ネロ・ダヴォラ
PIANADEICIELI NERO D'AVOLA SICILIA 2005

今日のワイン 其の401-1

ドンチッチョでの2本目。 ネロ・ダヴォラなら流石に知って居る。 紫が入った相当に濃いルビーレッド。 ブーケは濃いが、何だか不思議なニュアンスがいっぱい。 一寸、甘過ぎるかも…と云うジャムを遠くから嗅ぐとこんな感じ??って、判りませんねぇ。

今日のワイン 其の401-2

味わいの方は、思った依りも年増っぽくなくて、結構、フレッシュ。 チョコレートやバニラ… 昔、不二家のルックって、フルーツチョコが有ったが、そんなイメージだ。 其れに文旦の皮(嘘?)とか、何だかゴッタゴッタに入って居る。 でも、そんなに云う程には不味く無くて、フルボディのコイツは結構な好みで、渦のスモークチーズとか、あの御鮨屋さんの昆布で占めた鮪赤身とか合いそうだ。