見納日出於此窓2013/01/29 23:23:00

頭到、此の日が遣って来て仕舞った。 オフィス近くのコンビニの棚から「湘南獅龍麺」が消えた。 前日に1個残って居たのを手にしたのは、勿論、小生だったのだが。 他のカップ麺をレジに運ぶ筈も無く、半年振りにサンドイッチを選択。 仏蘭西麺麭の生地で奥歯を圧し折った記憶は鮮明で、恐る恐る…だ。 でも、此のサンドイッチが好きなので有る。

見納日出於此窓-1
麺麭の向こうから朝日が差し込んで来た。 翌日にはゴルフ練習場のポールに掛かり、頓ては北側のビルに隠されて仕舞う。 フォトの両サイドにビルの端を入れて見たが、低い位置から昇る日の出が見られるのは、此の幅しか無かったのだ。 引越を控えて、此の窓から臨む日の出は此れで見納なのだ。 湘南獅龍麺の無く為った朝に此窓最後の朝日か…空とは裏腹に湿っぽい気分かも。


そんな1日の一杯は、ロックンロールワン(114回)で「モヤシロック」。
見納日出於此窓-2
嶋崎さん初のサンマー麺。 魅力的な響きに誘われて、遣って来た。 比内地鶏スープの適度な餡が素敵な喰感を齎すが、醤油ベースのスープの味わいは、少しだけ甘くてちょこっと辛い。 此の匙加減がロックンならではだ。 蘖も丁寧に炒めて、味付けも濃過ぎず、薄過ぎずとスープとのコラボレーションを充分に計算したテイスティング。 複雑なのに判り易い旨さは相変わらず達人の技だ。 黒胡椒のインパクトを楽しんで居るとあっと云う間に完喰。 御見事で有る。