初梅 ― 2013/01/21 23:23:00
蕾ばかりの枝を丹念にチェックすると、二輪の綻びを見付けた。
背景にボケた一輪と
此の花…八重寒紅(ヤエカンコウ)。
梅は好きと云う訳では無いが、咲き始めの頃には目が行って仕舞う。 「一輪ほどの暖かさ」(服部嵐雪)が恋しいのだ。
余談では有るが、嵐雪の句の「ほど」を「~にするに連れて、ますます」と云う意図に取ると、「梅の花が一輪ずつ咲くに連れて、少しずつ暖かく為る」と云う詰まらない(小生的に)解釈に為る。 「咲いた一輪の梅、其れを愛でると僅かだが、其れに見合った暖かさを感じられる」が、嵐雪の句意ではないだろうか。 彼の目に映って居たのは、紅梅、白梅何れだったのだろう。
此の日のロックンロールワン(113回)は、3回目のスタッフオンリーのオペレーションとの事。 其れでは様子を見に行かなくては。 ユウタが麺上げを担当して居るのだが、2号つけ麺を御願いして見た。
昆布水に浸った麺を漬汁に落として啜る。 麺の喰感もスープの味わいも何時もの様に美味しい。 湯切りの様も嶋崎さんっぽく為って来たし(笑)、宜しいんじゃないかな。 改めて、ロックンの味わいと小生の舌の相性はとても良いと感じた。