今日の piccolo zio 其の２３ ― 2017/07/06 01:01:00
ハプニングの連続で、とても大変だったと云う細々里（シチリア）出張から帰国されたマッツン。 Piccolo Zio 再開２日目の開店時刻に到着して、「Closed」を裏返して入店(笑)。 水曜日なので、Ｈちゃんがサポートに入って居る。 皆さん、再開を待たれて居らした様で、あっと云う間にフルオキュパント。
此夜の品書。
スターターは、「カールスバーグ」。
グラスで４杯も頂いた白ワインは「トゥーレーヌ ソーヴィニヨン・ブラン ピエール・オリヴィエ・ボノーム」。 トロピカルフルーツのフレッシュテイストで「若返りの白」。 「あの頃」に想いを馳せる迷妄に揺蕩う。
とても気に入った。
アンティパスト。
中心にトマトと茄子のジュレ状のカポナータ。 廻りには茹玉子（ハードボイルド万歳）、胡瓜、オレンジ、蛸のマリネ。 そして細々里珍味、鮪のハツや鰡子（カラスミ）等。 何時も御洒落に組み立てて呉れる。
豚フィレのソテー。
素材の良さも然る事乍、焼き方、具合が素晴らしい。 そして、クリームソースの美味さったら…檸檬風味で頂く上等のポーク、此は最高！
締のパスタは、細々里珍味のツナの鰡子で和えて頂いた。 少し強目の塩加減を巧みに利用しての一皿。 リングイネのアルデンテさにマッツンの腕を観る思いだね。
今日の和 其の２ ― 2017/07/06 23:23:00
偶にはラーメン以外の昼喰を…と遣って来たのは、前夜も有漏有漏して居た本鵠沼。 此の界隈は自宅付近と同じ位に親しんで居るな。 「和（にこ）」の扉に手を伸ばすのを逡巡したのは、中にいらっしゃるのが全員女性だったから。 電車と違って「専用」では無いと蛮勇を奮って？店内へ。 忍者屋敷の絡繰を操り終えたユミさんに「ビール、飲んでも良い？」と問う。
「和」は薬膳を提饗して呉れる御店。 「本日の日替わり」は、「健胃作用のしそ、胃腸の調子を整えるじゃがいも、スタミナのにんにく入り豚肉のロールフリット」とアナウンスが有った。 小生の好きな物ばかりが並べられて居るので、是非にと御願いした。 追加の御数は、オクラ・長薯とブロッコリーと健康的なので有る。 「本日の薬膳スープ」は、「気を補うオウギ出汁のニラ玉スープ」。 注文を受けてから調理が始まるので、麥酒グラスを片手に其れを拝見。 丁寧に優しく手が進む。
こんな昼御飯は久し振りだ。 何だか嬉しく為って来ちゃう。 サクっとパッサリのフリットの旨い事… 衣はビール入りなので、こんな喰感が出るのだそうだ。 御飯、野菜、御数やスープの全てが穏やかな美味しさに充ちて居て、薬膳の有難味を満喫。 薬膳と云う事で女性客が多いと伺ったのだが、ボリューム的にも小生には充分で、御腹も満足して居ました。 此れで、1000円（麥酒は別）なのだから、素晴らしい！
５月末には咲き始めて居た秋桜（「コスモス」とも読む様に為ったのは、"あの歌"以降）が夏陽を眩しそうにして居る。 其の葉っぱじゃ日除には為らないからね。
