庭の花12017/06/04 16:25:39

最近、ラーメン記事の隅に庭花のフォトを挿して居るのだが、撮り溜まって仕舞ったので、季節感を損なわない内に纏めて置こうと思い立った。

庭の花1_01

庭の花1_02
ユーモラスな様子が何れも捨て難く、2枚掲載の「雪の下」。 以前はバラ目とされて居たが、APG植物分類体系ではユキノシタ目が新設され、ユキノシタ科ユキノシタ属、と舌を噛みそう。 俳句では「鴨足草」と書いて、夏の季語。

悪筆をこの頃恥ぢず鴨足草    草間時彦

親しい友人の父君は高名な俳人だが、小生も最近は此句の心境に至った様に想う。 花形が「下手な『大』の字」に似て居る(「大文字草」も仲間に居る)が、時彦さんはどう思われたのだろうな。


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「常磐露草(トキハツユクサ)」。 やや暗い処に花を付けるので、白さが際立つ。 環境省が「生態系被害防止外来種」に指定した南米からの帰化種。 後述の「紫露草」と同属。 色は全く違うが、蕊の様子は似て居る。


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子沢山の印象(笑)の「紫露草」。 雄蕊の毛を顕微鏡で観ると、丸い細胞がネックレスの真珠の様に並んで居るのが見える。 あれは中学の頃だったか、高校時代だったか。

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早朝からせっせと働いて居るのは「弥生姫花蜂(ヤヨイヒメハナバチ)」。

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