53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の43 ― 2017/01/07 01:01:00
先日、蕾だった待宵草が開花。
夏なら翌日に綻びそうだったのだが、寒さの所為だろう3日掛かった。 しかし、明け方には0度近く迄下がる地面の近くで咲くパワーには吃驚だ。
良い感じの雲だが、「焼ける」には至らず。 軽くだが、「ポップアート」系のフィルターを掛けて居る。
「NEKTON藤沢」での「53's Noodle」も此夜から始動。 開店時刻の18時30分の1時間前に到着して、Zultra でアレコレ…

フライング気味(「NEKTON藤沢」のルールは厳守)にカウンターへモソモソと移り、ハートランドでスタート。

此夜、持ち込んだのはコッポラのエントリーボトル。 ノスタルジックと云うかやや鈍臭い印象(Sorry)。 人工的な甘味の有るジャミーなタイプ。 トーストと一緒にも飲めそうだにゃ。 早いタイミングにEちゃんが顔を出して呉れる。 イブの救世主、女神様で有られる… ささっ、先ずは一杯(笑)。 シニアワインエキスパートのCさんも登場。 え? 小生がメールを鹿十(シカト)したって… あ、本当だ! 着信して居ますね(汗)。 新年早々御免なさい。

Cさんがコッポラのボトルを目にしてから調達に行かれたので…流石のセレクション。 ピエモンテのネッビオーロ。 ブーケが濃くて秋の薔薇園の様な印象。 其れに見合った豊富な果実感だ。 タンニンは控え目だが、寧ろテイストバランスを保つのに良い様に思えた。 絵本の様なエチケットだが、此のカンティーナでは見ないタイプだ。 少し遅れて、Rちゃんも到着。 学校が始まると暫く会えないねぇ~ 更に「時の人」も来られて、辰也君を質問攻めにして居た(笑)。 で、改めて「Happy New Year!」
チャーシュウのセット。 柚子を一欠片づつ乗せて頂く…美味し、麗し。
ミートソースを乗せたカナッペ。 はは、此れは良いや… 有難うね。
「酉年っつーことで安直ですが鶏100%」の新年最初の一杯。
昨今は此のスタイルを彼方此方で頂く。 頂点に「飯田商店」(或いは嶋崎さんがルーツなのかも、ですが)が君臨するので、比較されると大変なカテゴリーで有る。 だが、辰也君の一杯も決して「予選落ち」する様なレベルじゃない。 多くの方が「云わなくても良いのに…」のコメントをされて居るが、「そこらのスーパーで買ってきた鶏」だそうだ。 一方で、其れを「限界まで旨味を引き出しました」と云う自負も有る。 将にそんな感じで旨いは美味い。 「名古屋コーチン」とか「比内地鶏」とかで造らせて上げたいと思う。 反面、スープが此処迄向上すると、醤油其物と麺をなんとかしたい… 悪い物では勿論無いが、多少味劣りするのは事実…だと思う。
此夜は美人さん達に囲まれて…の所為なのだろうが、ノンビリ遅い時刻迄粘着。 タクシーで配送の御負け迄付いて。 応援して遣りたい処がどんどん増えて…もう、ったくぅ(笑)。
今日の piccolo zio 其の15 ― 2017/01/07 23:23:00
江ノ島で夕陽を撮ろう。 雲も良い感じに見える…と、本鵠沼を通り過ぎて片瀬江ノ島迄行く。 未だ御正月休みの延長線は消えて居らず、そんなファミリーやカップルで賑わって居る。 何時もの様に江の島弁天橋の橋下から突堤を前景に…とも思ったのだが、突堤の先の「鈴生り」を遠望して、其のプランはキャンセル。 一度、撮って見たかったR134の境川に掛かる片瀬橋の下で E-M5MkII を構えた。 満潮に為ると波が洗う場所だが、今回は干潮タイミング。
到着して1枚目。
未だ橋の下に潜らずに河岸の手摺を入れて、のシーン。
焼けそうも無い雲…
カラートーンを変えて。
土曜日なので、「Piccolo Zio」は15時からバルタイムの営業を始めて居る。 だから、18時を待たずにマッツンの処へ。
サービスのスパークリングで新年を寿いだ後にワインをセレクト。 「XXさんに飲ませちゃおぅ」と小生のタグを付けた(らしい)ボトル。

「ボトルネック」だってさ。 シラーとグルナッシュのタフ系ワイン。 其の割にはスムーズな飲み心地だが、酸味がやや風変わりでアルコール感と綯い交ぜの印象。 尚、名称は楽器のギター由来だそうだ。
「Piccolo Zio」の料理は何れも手が込んで居る。 前菜だって…
テリーヌは丁寧にハムで囲まれて居るし、椎茸に付けられた繊細なテイストにも驚かされる。 白身魚のカルパッチョやセンターの甘酸っぱいカップにもいっぱいの手間が籠められて居る。
分厚いサーモンの程良い柔らかさと其の味わいたるや… 菠薐草のソースが白胡麻に絡むのがとても御洒落なテイストを醸し出す。
黒板を見た時から凄く頂きたかった「ミラノ風カツレツ」。 揚げて居る時から堪らない馨りが漂って来る。 居合わせた御客様全員が「私にも…」で、即完売(笑)。 たっぷり2枚でボリュームも満足。 油もパン粉も揚げ具合も全てがパーフェクト。 此れは超絶美味。 絶対の御奨め!
確りパスタも頂きました。
マッツンのパスタは美味いぞぉ~ 菜の花とかアーリーレッドとかをたっぷり入れて春っぽく造って頂きました。 はぁ~アルデンテ! 矢っ張り、マッツンは為るべくしてシェフに為ったのだと納得のコースでした。 大々満足、御馳走様でした。