凪 西口店分店2016/11/28 23:23:00

先日、「マタドール」で御会いしたショウゾーさんから色々と教えて頂いた。 「凪」での提饗は14時から、と云うのも其のひとつ。 其れで此日は遅い昼喰を西新宿で摂る事にした。 「西尾中華そば」に居らした、コバちゃんが担当とも伺って居たので、御目に掛かるのも楽しみにして居たのだ。 「煮干王国」の建国以来、すっかり足が遠退いて居る「凪」だが、今回の一杯は煮干が主役では無い。 14時直前に昔の「naginicai」(何度も伺ったっけ)の斜め前に有る「西口店分店」に到着すると、懐かしい御顔が「もう良いですよ」と云って呉れる。 折角なので、奥のカウンターに着いたが、御客様が多くて、そんなには御話も出来ず…では有った。

凪 西口店分店-1
「佐野さんを偲ぶいいちこ麺」との名称だが、「いいちこ」は佐野さんが御好きだったそうで、アルコールは飛ばして有るが、此れを振って居るそうだ。 「此れです」とコバちゃんがボトルを見せて笑う。

凪 西口店分店-2
「掛け仕様」では有るが、超絶シンプルで薬味も具も全く乗って居ない。 妙に大きい丼を持ち上げて、綺麗な色相の塩スープを啜る。 確かに「いいちこ」の香りがするねぇ~ 淡麗に味せて、コクで裏打ちされた鮭を中心に据えた魚介系の塩スープ。 「凪」らしからぬ味わいに「遣れば出来るじゃん」と頬が緩む。 製麺は「KABOちゃん」に麺を提供する程に「凪」の得意とする処だが、とても佳い細麺。 滑る様な喰感が楽しめるが、「春よ恋」の特性が如何無く取り込まれて居る。 程良い風味がスープにマッチして居て、飽く迄、麗しさを演出。 全く「らしく無い」ので有る(笑)。 別皿の鮭節は「其の儘か、シャブで」との事だったが、少しずつスープに落として頂いた。 流石に合ってますね~ 面白い使い方でした。

雑誌「横浜ウォーカー」の特典券(此れも教えて頂いた)を提示して、コバちゃんに判子を2個押して頂いた。 此れで丼ゲットの為の「埼玉遠征」を免除されるのでは有るが…

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