飯田商店 33回目2016/08/26 23:23:00

あの「秘伝豆乳」の限定が形を変えて再び提饗されると伺い、2週続けての湯河原詣。 夜の撮影機材を入れたリュックを藤沢駅のコインロッカーに預けてから西下。 嬉しく為る程の好天で、XZ-10 を 1/2000 秒にセットして走る車窓からバシャバシャ撮る。 狙って撮れる訳じゃないので、テキトーにシャッターを切ったら、3枚程「見られる」のが有った。

飯田商店 33回目-01
普段は此処をドライブして来る。

飯田商店 33回目-02
岩礁に丁度光筋が通って居た。

飯田商店 33回目-03
何か良かった(笑)。 此のカメラ、大活躍、大好きだ。

帰路のダイヤの都合上、早い順番が希望だったので、東海道線を1本早めて見たらポール獲得。 飯田さんの出勤時に「亦、来ちゃいました」と一寸照れ臭い御挨拶。 季節は過ぎる物で、前の御宅の樹から流れる蝉の声も熊蝉の「スイスイ」だけに為り、其れも途切れ勝ちだ。 ベンチが日陰に為るタイミングも早く為り、此れは有り難い。 屹度直ぐに陽射が恋しい朝が来るのだろう。
飯田商店 33回目-04
「壱番礼」は大分草臥れた感じ。

10時50分の再集合に2~4番の3人の方が間に合わなかった。 直ぐ近くの現場の職人さん達なのだが、仕事の切りが悪かったのだろう。 5分程して店内に整理券を返しに入って居らして、「後ろに並びますので…」と告げて出て行かれた。 飯田さんと女性スタッフの方が「助かるねぇ」と思わず漏らして居らした。 当然の事なのだが、其れが出来無い人が多いのだと推察する。 そう云えば、早朝に来られた時もきちんと挨拶をして下さった。 行列絡みでは嫌なシーンに出会す事が多いのだが、久し振りに良い気分でした。

今回の限定は…1000円丁度(笑)。
飯田商店 33回目-05
「今回は『白』の豆乳なんです」と飯田さん。 前回は鶯色でしたね。 「十二庵」さんの豆乳と自家製芝麻醤(チーマージャン)、自家製辣油だけで「ラーメン要素は使って居ない」と仰る。 「十二庵」は同じ湯河原の拘りの御豆腐屋さんらしい。 今度、車で来た時に寄って見よう。

今回も白木盆に涼しげな硝子皿で着丼。
飯田商店 33回目-06
最初は交ぜずに太麺を頬張る。 少し檸檬を搾って更に麺喰。 良い麺で餅ぃ喰感と小麦粉風味が抜群。 絡む芝麻醤の胡麻風味が凄く高くて、素敵過ぎる! さぁ交ぜるぞ、混ぜる。 真中の黒山は肉味噌見たいだ。 其れにナッツが絡んで、バリボリと香ばしい。 アーモンドとか胡桃とか、色々配らった見たいですね。 青菜は茹韮かしらん。 他にはミニトマトが辣油と色を競う。 結構辛いが、其の辛さが美味い辣油。 辣油に仕込まれて居るスパイシーさや、何処由来なのか判らない甘味とかが混然一体と為って複雑に溶け合う。 難しい事はサッパリだが、相変わらずの超絶美味さに感服。

飯田商店 33回目-07
パクチーが別皿で用意される。 檸檬は殆ど搾ったが、此方は1/3程度に留めた。

「長時間御待たせして、申し訳有りません」、「いえいえ、此の一杯の為なら幾らでも待てますよ」と辞去。 整理券制度にして頂いたのは、「蔦」同様に小生には有難い。 東海道線の上りダイヤだが、少しのタイミングで特急には間に合わない。 自由席の無い「スーパービュー踊り子」なので、指定券を買う時間が足りないのだ…
飯田商店 33回目-08
そんなローカル電車の窓から懲りずに撮った、綿毛雲。 ベストな半日に感謝。