今日の蔦 其の2072016/08/23 23:23:23

早朝の裏道で、藤が咲いて居るのを見付けた。 蔓の巻き方をチェックして居ないので、はきとはしないが、「山藤」の様だ。
今日の蔦 其の207-1
以前にも書いたが、藤の「不時現象」は珍しく無い。 颱風翌日では「一過」には為らず、何だか憂鬱な空が頭上を覆う。
今日の蔦 其の207-2
そう云えば、ミスった前日の颱風夕陽は面白かったらしい。

テイストリニューアルした「蔦」の一杯を頂きたいと、先ずは巣鴨へ寄ってからオフィスへ。 再集合でUSから来られた御夫妻?と御話をする機会が有り… 興味深い事、ズッコケさせられる事…、楽しかったかも(笑)。 御二人にも御奨めした(問われたので)、「醤油Soba」を小生も御願いした。
今日の蔦 其の207-3
盆に乗せて、蓮華も置ける箸置…「飯田商店」ライクの仕立てだ。 置かれる丼は、外側が白で内側は赤に塗られて居る。 日の丸イメージなのかしらん。 丼が変わったので、印象が異なるが、Soba のルックスも随分とチェンジされた。 バラとロース2種類のチャーシュウと細い茸が目を引く。 (訊かれたのだが、「バラ肉」の英単語を知らなかった…「pork back ribs」ですってさ) 茸は祐貴君のブログに依ると、「原種えのき茸」だそうだ。 「柿の木茸」とは違うのかしらん? 滑子(ナメコ)見たいな滑(ぬめ)りと榎茸の喰感が面白い。 色々と見付けて来るねぇ。 メンマは穂先タイプで、山本さんの其れと同じタッチを感じる。 肝心のスープテイストは、非常に上品で凝った醤油と鶏に出汁のイメージが前に出て居る。 凄いな此処迄出すって、初口ではそう思った。 日本蕎麦の汁にも通じる。 「油を入れるとラーメンに為ります」って、先日の黒木さんの夏麺のひとつの説明を想い出した。 以前と同様に浅蜊由来かな、あの「濁り」の旨さも健在。 亦、トリュフ香も変わって居ないが、出汁感を高めた分、少し控えたのかも知れない。 此れ以外の事は…判りません(笑)。 麺は味わい深い… 成程、此のスープなら麺にも確たる味を持たせようと云う意図を感じる。 リピートして喰すると亦、印象も変化して行くのかも知れないが、美味しさに高級感を持たせたと感慨を新たにした。 愈々、ラーメンも料理としてのジャンルを確立したと云うプライドを感じた。

大雨の雲が接近して居たので、地下のみを通ってオフィスに戻ったが、呆れる様な降りだった。 ゆっくり召し上がって居たUSの御夫妻は大丈夫だったかしらん。