渦@LAWALAWA 其の1/今日の渦 其の686 ― 2016/08/05 01:01:00
御待たせしました。 やっと、1週間のビハインドに迄、辿り着きました。 長い7日間もあっと云う間だった様に思える。 前週の木曜日、此日から「渦」の海の家、「LAWALAWA」での出張営業が始まった。
あの「ラーメン女子」殿からの御声掛で実現した「ラーメンシェアハウス」は、「1週間ごとに業界では有名なラーメン店が毎週変わりリレー出店」すると云う形態を採る。 オフィスを早退して、片瀬江ノ島の駅に降り立った途端に感じる「アウェー感」(笑)。 水着美女の間を肩を窄めて歩く其の足には皮靴… 漁港の西側に処狭しと並ぶ「海の家」。 扨、何処だ…と西へ歩き…おぅ、此処だ。
良く撮れて居る訳では無いのだが、何だか好きな絵に為った。 夏色の御穣さんのシャボン玉は孫娘と同じセットの様だねぇ~

シャボン玉を吹くと皆こんな表情に為る…孫娘も美人さんに為れるのだろうか(笑)。
初日は芳実オーナーとケンちゃんと云う布陣で万全を期す。 御姉さんにはサングラスを御用意させて頂いた(トリミングするのが惜しくて)のですが、却ってカメラ目線に見える(笑)。 実は視線は外れて居ました、ハイ。
客席から江ノ島を望む。
わぁ~、気持いいねぇ~ 最近は下手にカメラを構えると、強面の巡回さんに「写真を見せろ」と云われるとか…要注意 > 小生。 遊ぶには此位の人出が良いと思うが、営業的にはもっと、もっと…だね。
「夏野菜のTanTanカレーつけめん」は海の家限定。
「渦雷」で試喰した時にも感じたが、此れは本気で美味しい。 そして、海風に吹かれて頂く事を念頭にテイストデザインされて居る。 鮮やかな色遣いも流石だ。 白いテーブルに合わせて、其の意図が映える様に撮った。 海の家で此の旨さが頂けるのは嬉しい稀有さで有る。 確りスパイシーなカレー風味に肉味噌を配らって、担々ニュアンスを醸すが、「TanTan」とローマ字にした感性も喰すれば判る。 味わいと共にカラーバランスを考慮した絵心も楽しんで頂きたい。 尚、諸事情で水を持参した方が良かったね。 御隣店で烏龍茶を御願いすると、此の一杯の半額弱に付きます(笑)。
翌日に早朝撮影のスケジュールを立てて居たので、早目に引き揚げたが、もう水着美女は飽きた(な訳無くて、ビジネスシューズが恥ずかしかった)ので、住宅街を抜けて駅へ向かった。 1本路地に入ると静かなモンなのだ。
飯田商店 31回目 ― 2016/08/05 23:23:00
飯田さんの「小麦ヌーヴォー」の作品は是非とも頂きたい。 前日にはエロい人が行かれて、頼みもしないのにフォトを送って呉れた。 あ゛~、もう駄目だ。 会議を蹴散らしてでも行く事に決定。 15喰のハードルは高いが、早起きは苦に為らない性質(たち)なのだ。 で、午前2時に起きて…
此れを喰して出発。 幾ら何でも早過ぎるでしょう? はい、実はこんな日の出を撮る心算でした。(「天体山望」に依るシミュレーション)
そして、ワインレッドの夜明。
雲は兎も角、低い高度では袖ヶ浦の火力発電所の煙突が突き刺さる事は想定して居なかったわい。 江ノ島は見える様な、そうで無い様なだが、オリオンが輝く様な暗い時刻では灯明が良く判った。 そう、もう未明にはオリオン座が昇って来る季節なのだ。

小腹が減ったので、持参した「チャーシューむすび」を山腹で頂く。
6時過ぎに到着。

ですよね…

整理券の初回配布時刻は8時ですが、其迄はラ好きな御二人に話し相手に為って頂き、凄く楽しく時が流れました。 「トップ3用」のベンチは朝陽が当るので、4番目辺りがベストポジションなのかも…です(笑)。 飯田さんが「傘を使って下さい」と差し掛けて下さる。 成程、晴雨兼用なのね… 整理券を頂いた後は、11時迄思い思いの時間を過ごして、再集合。
花の季 小麦ヌーヴォー2016 新小麦の味噌つけ麺 ~小麦のふすま茶打ち~
1000円とか、有り得ない金額。 倍でも良いんじゃないかしら。
なんて器を用意されたんだろう…秀逸な麥のデザインで、見た目だけで美味しい。 丸い中太麺を摘まんで直喰。 麩(ふすま)で小麦茶を作り、冷ましてから麺打に使ったそうで、其の所為か茶色の麺。 今回は出汁水で浸して居なくて、其れは別に提饗の形。 畑を行く様な風味が凄く高い… 甘い土の香が野菜に馴染んで居るイメージだ。 其の野菜は、南瓜、胡瓜、茄子、オクラ、2色のトマトは皮を剥いて有る。 そして、ハムの様なチャーシュウ。
付汁は味噌風味…味噌ですか。 馨しい麺を確り受け止めるけど、負かして仕舞わない巧みな味噌使い。 流石、流石の力量を感じる。 山椒の効果なのか、矢張、土のニュアンスを感じるのだが、上品な土香とでも云おうかしらん。 馴染みの無い味噌テイストに思えるけれど、何処の味噌なんだろうねぇ… 浮いて居る葱、潜んで居る角切肉、共に隙が無い。
清楚美人の印象の出汁には柚子が薫と色を添える。 僅かな果皮に美学を感じます。 此れを少しずつ麺に落として、口に運ぶ。 もう、何と申しましょうか…な状態。
麩茶で炊いたとろろ芋御飯。 穀物の焙った様な香ばしさが堪りません。 そっと乗せた山葵…こう置いて下さいと云う見本の様な扱い。
で、其の麩の焙煎茶で締めるので有る。 下世話な話を繰り返して恐縮だが、1000円ですよ、此れで1000円って…
振り返る時に何時も想う… 優しくて恐ろしい人だ。