そばはうす金色不如帰 其の1102016/07/11 23:23:00

月曜日の昼に「暑い暑い」と遣って来たのは、「金色不如帰」。 路地には未だ陽は射し込んで来て居ないのだが、相当な熱気が押し寄せて来る。 こんな気温だから、何時もの様に「つけそば」を…いや、天の邪鬼の小生は「醤油そば」を御願いした。 リニューアルしてから、塩も醤油も一度しか頂いて居ないのだが、両方ともとても好みで、美味しかった。 其後、リニューアル前の「つけそば」を連続して喰べて、リニューアルした「つけそば」を連荘で頂いて居たので、すっかりインターバルが空いて仕舞ったと云う次第。 で、此日は「醤油」と決めて遣って来た。 「珍しいですね」の一杯。

そばはうす金色不如帰 其の110-1
折角なので御触書も撮って見た。

そばはうす金色不如帰 其の110-2
「蔦」の味わいにも何処か通じる様な複雑な醤油テイストだが、蛤の印象が此処のアドバンテージだ。 以前にも記したが、蛤の「濁り」の美味さの扱いが非常に巧みなのだ。 エレガントな濁り、とでも云うのだろうか。 和風の出汁のニュアンスにトリュフの風雅な馨りやセップ茸の焙煎感も少しの無理も無く交わる… 此れは美味也。 今後は4作品のローテーションで頂く事に為りそうだ。