一条流がんこラーメン総本家 1回目2016/06/30 12:12:00

元々「がんこ」のテイストは好きだ。 古くは三田の裏通りの「元五代目」、秋葉原の八代目、西銀座の十代目(勇)、住吉の「盛」、九品仏の「福福」等には随分と伺った物だ。 総本家、家元とも呼ばれる一条さんが腕を揮う御店をカボちゃんから宿題にされて久しかった。 此日は「KABOちゃん」に伺う予定にして居たのだが、「自転車で派手に転んでしまいまして」で御休みと為った(大丈夫?) 其処で急遽、四谷三丁目に向かった。 予想と違うロケーションだったが、行列で直ぐに判った。 特別なメニューが有る様で何時もよりは行列が長い様だ。 「ヒロポン」って… 其れでも後客更に続々だったので、30分程の待時間で済んだのはラッキーだった様だ。 知った御顔も並ばれて居らしたが、FILE さんは御見掛けしなかったな、残念。 初めての店に独りで来た時は、御作法を注視して居る。 KABOちゃんにメールすると、「先払いなので700円を握って、『自由ヶ丘』と頼みなさい」とアドバイスを頂く、承知しました(笑)。 出入口は2箇所、家元に訊かれてから注文するんだな…と学習。 扨、着席し家元を確り見て、「自由ヶ丘を下さい」。 「はい、すっきり系ですね。 見るからに爽やかな方だ…」と他の御客様同様にリップサービスして下さる。 そう、「自由ヶ丘」と云うのは澄んだスープで「上品」とも呼ばれて居る。 一方で濁ったスープは「下品」と称するんだね。 其れとは別に「悪魔」とか云ってるし、前述の「ヒロポン」も…良く判りましぇん(笑)。

注文から着丼は早い。 えっと、箸は… と、御隣の常連さんが教えて下さいました。
一条流がんこラーメン総本家 1回目
此れが「自由ヶ丘」。 醤油スープは思った程には塩っぱく無い。 確かに「澄んだ」スープテイストだが、鶏ガラと魚介風味が確り濃くて、力の有る味わい。 でも、スープにはもっともっと沢山の味が溶け込んで居て、不思議な美味しさに満ちて居る。 成程、此れが「家元」と呼ばれる人の実力かぁ。 確かに「癖に為る」のは判る様な気がする。 蟹蒲のレゾンデートルが、浅学な小生には判ら為ったけれど(笑)、3枚のチャーシュウは厚手で味わいも深い。 味玉も付いて、700円は安いなぁ。 麺はウェイビーなタイプで以前に頂いた「がんこの黄色い麺」を彷彿とさせるが、記憶よりもモチィ印象。 少しパウダー感を残して居る様でも有るが、其れがマイナスでは無くて、個性として出て居るのは流石。 矢っ張り、完飲は出来なかったけれど、味玉迄美味しく頂きました。 御馳走様でした。

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