凪 豚王@渋谷 其の252 10周年スペシャル2016/06/16 01:01:00

例年、八重の皐月(大杯)を咲かせる株が近所に有る。 ノーマルの株に比べて咲き始めが遅いので、他の花が萎んだ後、一際艶やかに思える。
凪 豚王@渋谷 其の252 10周年スペシャル-02
此れは三重に見えるので1枚撮った。 「数えての八重」に咲く花は流石に無いが、此れは充分に珍しい。

朝からバタバタと慌ただしい日で、凪の「10周年パーティ」
凪 豚王@渋谷 其の252 10周年スペシャル-06
に伺う時間を造る為に、昼休みもガッツリとPCに向かう。 オフィスの昼喰に頂くのは初めての「冷し醤油ラーメン」。
凪 豚王@渋谷 其の252 10周年スペシャル-03

そんな努力が報われて早目にオフィスを出る事が出来た。 最初に「豚王」に寄って、西尾さんの「鴨そば」を頂く事に決めて居た。 オープン当時には「豚王」なんて無粋な屋号は付いて居なかった「凪@渋谷」に頻繁に伺った物だ。 2009年迄のブログを読み返すと楽しかった何度もの訪問が懐かしく想い出される。 其頃、西尾さんが造られて居たラーメンのひとつが、此の「鴨そば」だ。 当時、職場が近くに有ったKさんの厳しいコメントに鍛えられて育った歴史の有る作品。 今回は「創業当時、あまりにお客さまが少なくて苦肉の策で出だしていた『鴨そば』をちょっぴり洗練させて戻ってきます。」との事。 10周年限定の「幻の豚骨麺」も提饗されるので、御腹の余裕が心配だが、此れは頂かない訳には行かない一杯なのだ。 随分変わった渋谷駅から超久し振りに高速沿いの坂をえっちらおっちらと登る。 凪訪問は今回で254回を数えるが、前回は一昨年の事に為って仕舞った。 色々な想い出が蘇る坂登りだ… もう既に懐かしさが溢れだす。 最後の交差点から「カミニート」の看板が見えると泣きそうな位に気持が高揚したなぁ。 相変わらず、狭い入口から店内へ。 既に懐かしい御顔が並ばれて居る。 生田大将の案内もそこそこに西尾さんが「ヤバいの造って来ます」と厨房へ消える。
凪 豚王@渋谷 其の252 10周年スペシャル-01
会費を納めた証の腕輪を嵌めて、早速に「鴨そば」を頂く。
凪 豚王@渋谷 其の252 10周年スペシャル-04
当時のテイストは忘れて仕舞ったのだが、ヲタの皆さんの語りでは大分異なる…らしい。 生姜が多く使われて居り、温かさは満点。 やや甘味も感じる醤油は勿論、鴨のニュアンスを感じられる。 餅ぃ細麺は懐かしい想いが湧く。 麺体を切り出した様な不思議な小麦粉団子が…「一反も麺」と云うのが有ったが、此れは「塗壁」の一部の様だ。 皆さんから「水団」の揶揄が飛ぶ。 「365日日替ラーメン」を造って居た西尾さんのアイデアと技の詰まった一杯は頂く甲斐の有る一杯だった。

丁度、「鴨そば」を平らげたタイミングに麺友のマリーさんが到着された。 「幻の豚骨麺」はパーティの後でも(途中でも)頂けるのだが、彼女に合わせて何と連喰。
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此方はとても懐かしく思えるので、再現性が高いと思われる。 そうそう、こんな豚骨ラーメンを何度も頂いた物だ。 今でも充分以上に戦える「豚骨ラーメン」だと思う。 チャーシュウ共々其の味わいを堪能した。

肝心のパーティでは、西尾さん差入のワインを中心に沢山飲んで、沢山の懐かしい方々と想出話を共有出来て、其れは宛らタイプスリップだった。 イベントの進行はMCのライダカさんや事前準備の映像は「らしくない」程に整って居たのだが、其れを何時も様に「グダグダ」にして仕舞う大将… ま、此れが「凪らしさ」なんでしょう。 最後の最後には社長から太鼓判を頂戴して仕舞いましたが(笑)、楽しい時間を過ごさせて頂いた、感謝。

トイ・ボックス @三ノ輪 20回目2016/06/16 23:23:00

何時もと違って木曜日の昼休みに「トイボックス」へ。 前夜、「凪の10周年パーティー」で騒いだ余韻が残るので、「冷やしラーメン」でスッキリ爽やかと行きたい。
トイ・ボックス @三ノ輪 20回目
目論見叶って、此れを頂く。 冷たいスープにも拘わらず、テイストが確りして居るので、安心して楽しめる。 ガイキチさんは「大したモンじゃないです」と仰るが、間違いの無い美味しさと云えるだろう。 でもそろそろ、味噌を頂きたく為って来た。 今度は夜に来ないとねぇ。