そばはうす金色不如帰 其の104 ― 2016/05/24 12:12:00
盛りを過ぎた月が太陽に追われる様に西空に傾いて行く。
水蒸気の多い空で、御日様も滲んで見える。 東に比べて西がマシ…とは云え、昨日から富士山は姿を隠した儘だ。 前夜も山本さんは徹夜だった様で、開店時刻の少し前に御疲れの様子で帰って行かれた。 後を守るのは力丸君と松本さん。 もう直ぐ、リニューアルに為る「つけそば」を今回も御願いした。 此の大好きなテイストを覚えて置かなくては… 麺も変わると伺って居るが、ニューバージョンの試作写真も公開されて居り、カウントダウンだね。
毎度のコメントだが、麺が美味い。 パキポキでは無いタッチで此の風味と云うのも珍しいが、細切のメンマの塩加減と相俟って、直喰にも最高の麺だ。
此の何とも表現し難い玄妙な付汁。 石蓴が実に良い役割を担って居ると思う。 麺とのコンビネイションも素晴らしい。
別皿の穂先メンマ。 少しの粒々感とクリア一辺倒で無い味わいが大好き。
ニューバージョンを楽しみに亦伺おう。
燦燦斗@東十条 其の298 ― 2016/05/24 23:23:00
連休やスケジュールの都合で、今回はインターバルが短く感じられる御所様への拝謁。 5月で連続の真夏日と云うのはシンドイが、燦燦斗のローストポークとビール(御所様絶賛)が頂ければ、暑さも摘み、かも知れない。 未だ、湿度がそう高く無いのが幸いして居る。
今回は戦果に乏しいとの事で、御所様の戦利品を並べる事、叶わずでした。
此れ以上の物にはそうそう御目に掛かれやしない、ローストポーク。 兎も角、旨し。 凄く絶品。
主麺は御所様に合わせる事にして居る「つけ麺」。 唐辛子を振ってからのフォト。 此れで直喰するのが大好き。 温かい内の美味さは当然だが、時が過ぎても亦、違う味わいを楽しめる。 此の麺の秀逸さには驚かされるばかりだ。
濃厚な醤油ベースの魚介豚骨の付汁だが、執拗かったり、諄かったりと云う印象は全く無い。 此の巧みさが流石。 ラーメンデータベースのランキングは伊達じゃない。