食堂酒場 グラシア 其の242016/01/23 01:01:00

2016年の「初グラシア」は、オルガニストの森さんとの待ち合わせ。

食堂酒場 グラシア 其の24-01
乾杯はスターターに合わせての白。

食堂酒場 グラシア 其の24-02
的矢のプリプリ大柄な生牡蠣、新湊の紅楚蟹と白海老。 蟹味噌は森さんに御任せして(笑)、彼女のアレルゲンの白海老を独占。 此の仄かな甘味と喰感が最高。 乗って居るのは、彼女の巴里土産の「ワインソルト」だが、凄くマッチするのに驚いた。

食堂酒場 グラシア 其の24-03
マダム御手製のニョッキは、北海道産の小麦「春キラリ」と「キタアカリ」のブレンド製。 其れをゴルゴンゾーラソースでに絡ませて頂く。 濃厚な味わいとニョッキならではの喰感を満喫。

此処でワインは赤に。
食堂酒場 グラシア 其の24-04
ドメーヌ・ソガはグラシア御用達では有るが、此れはサンシミでバルベーラとサンジョヴェーゼのアッサンブラージュ…って、タブーなんじゃないかしらん? …と少し緊張してテイスティング。 拍子抜けする程、常識の範囲に収まって居る。 ブーケからはミネラリーなテイストを予想させるが、ライトなピノ見たいな御花系統のイメージが強い。 いや、抜栓して暫くするとフレイバリーなキャラがどんどん出て来る。 でも、テイストはライトなポジションを維持… ふむ、予想とは違う「変わった感」のボトル。 本家のバルベーラとサンジョヴェーゼでは成立しないとは思うが、良い経験でした。

食堂酒場 グラシア 其の24-05
ローストビーフ。 グラシアだから素材は、仙台か宮崎か(床に伏せって居る間に飛びました、スミマセン)何れにせよ、A5のクオリティ。 其れにマスターの技が加わって、ベストな逸品に。

食堂酒場 グラシア 其の24-06
森さんの特別オーダー。 えっと、ビーフ汁ダク玉子御飯… 一寸B級イメージだが、成程旨いわ、此れ。 (何度も書いたけれど、小生の料理的「A級」・「B級」はランク付けでは無く、カテゴリーの違いだと思って頂ければ…)

2本目の赤。
食堂酒場 グラシア 其の24-07
「大阪メルロー」だそうだ…大仰な鳳蝶のエチケットに初めての大阪産のワイン…と、1本目以上に慎重に味わう。 おぉ、此方も全うな味わいだ… ブラックベリーを主体としては居るが、凝縮感は控目なマイルド仕立。 口当たりは軽いが、タンニンの存在感も確りして居る。 ワイナリーの名称は「仲村わいん工房」だそうだが、其処のグラン・キュヴェで、小売価格が3000円。 2/3のプライスなら大いに評価出来るだろう。 其れにしても、3%セパージュの「ミツオレッド」って何?

食堂酒場 グラシア 其の24-08
箸休め的にマダムの里から甘煮漬。 ゴーヤ、胡瓜/大根、生姜。

食堂酒場 グラシア 其の24-09
御飯が欲しいかも…で、登場したのは「石蓴のスープリゾット」。 いいねぇ~ 小生は石蓴が好物なので、尚更で有る。

食堂酒場 グラシア 其の24-10
クリームとオリーブ。 締前の一服。

食堂酒場 グラシア 其の24-11
特別に造って頂けた御肉ゴロゴロな和え麺。 肉味噌を絡めて、筍を混ぜて頂きます。 青菜の上の具材は…忘れました。 御免なさい、です。 わぁ、御腹いっぱい~ 超絶満足で帰路に就きました。