饗 くろ喜@秋葉原 其の712015/12/28 01:01:00

鴨テイストの醤油スープで提饗される「紫 くろ喜」の一杯が大好きで、金曜日は相当な高確率で秋葉原に向かう。 其の黒木さんが「饗」ブランドで鴨醤油の作品を提饗されると伺った。 其れも「白醤油」を用いると伺って、是非とも頂きたいと思って居た。 「蔦の葉」の最終日と被ったので、止むを得ず、巣鴨から秋葉原へ廻ったのだが、有難い事に整理券を入手出来た。 巣鴨の後、オフィスに立ち寄って、年明の段取を付けてから御約束の時刻に滑り込む。
饗 くろ喜@秋葉原 其の71-1

初春の趣がいっぱいで、一足先に新年を迎えた様な風情の作品。
饗 くろ喜@秋葉原 其の71-2
目に付く処から… 「菜花の御浸」は苦菜好きの小生には嬉しい彩り。 筍は少し炙って有る様だが、味付は醤油見たいだ。 スープの白醤油との被りを細かく計算して施して有る。 ひとつひとつの具材の細かい味付けにも抜かりが無い。 真中に置かれた鴨ロースに関しては最早コメントする迄も無く、只管美味。 摘入も勿論鴨なのだが、柔らかい喰感は長薯由来だそうだ。 本当に芸が細かい… 生麩も柚子仕込で爽やかな印象を齎す。 沢山の葱に覆われたスープは塩ベースにも見える。 だが、味わいは不思議… 白醤油は渦や蔦で頂いた事が有るが、矢っ張り変わった旨さだ。 ルックス同様に塩と云われれば、納得して仕舞いそうだし、醤油の様でも有る… 遠い甘さの中に香草と柚子のニュアンス。 仄甘さは白醤油由来だそうだが、難しくて判んないねぁ~ 鰹風味は… 何と大きな煮込大根が隠れて居るのだが、其処に滲み込ませて有るんだ。 此の大根が凄く美味しくて、「何此れ状態」。 麺が入って居るのを漸く想い出す、そんな感じで細麺をピックアップすると日本蕎麦の様な印象で風味も田舎蕎麦風…でも、小麦粉風味で面白く美味しい。 残念乍、残りの鴨2作品は頂きに参上出来ないので、「良い御年を…」の御挨拶。 2016年にはどんな驚き旨さが待って居るのだろう。 更に楽しみな事だ。