今日の蔦の葉 其の672015/10/24 01:01:00

3週間もインターバルが空いて仕舞った。 もう、此夜にはどうしても伺わねば… と遮二無二スケジューリングして、巣鴨駅から蔦本店とは反対方向に歩き出す。 18時の開店時刻に到着して、湯澤さん、高橋さんに無沙汰を詫びる。 湯澤さんは小生のブログを読んで下さって居るので、遊んでばかりの状况を把握されて居らした。

中々をロックで2杯。
今日の蔦の葉 其の67-1
高橋さんの「牛肉時雨煮」も御代りして…

鴨チャーシュウを頂いて…と、此の組み合わせこそ、最高のテイストと空間、時間だ。 鴨肉に施されたソースが絶妙のコンビネイション。
今日の蔦の葉 其の67-2
で、此夜はもう一皿御願いして、ゆっくりさせて頂く。 そう、此夜はもう自宅には帰らない心算だったのです。

主麺は久し振りに「ブラック・ダック」を御願いする。
今日の蔦の葉 其の67-3
ピュアな鴨とブラックペッパーの味わいに痺れちゃう。 鴨三昧の〆に相応しい大好きな一杯。

今日の蔦 其の1772015/10/24 16:43:46

余り脚色が過ぎる(嘘とも云う)と何処かで破綻する。…ので、本当の話(に一寸加工)を…(笑)。
木曜日に蔦に伺った当初は、今回の週末限定はハードルが高過ぎてパスの心算だった。
今日の蔦 其の177-03
でも、未練がましくポスターを撮って居ると、松沢さんに「本当に美味しいですよ」と囁かれて、迷いが生じた。 一度こう為ったら、どうすれば有り付けるかと考える。 ほぼ毎日、初電でオフィスに向かうので、早起的には問題無いのだが、其れでも蔦に着くのは6時半近くに為って仕舞う。 9時の整理券配布時刻と昨今の呆れる程の大行列、祐貴君のブログでの告知…等を考慮すると其れではアウトかも知れない。 以前に「金色不如帰」の限定でアウトを喰らった時の切なさは良く覚えて居る。 車で行くのは翌日からの撮影ドライブとの兼ね合いも有り、しんどい。 で、もう前泊しか無いとの結論。 ユニクロでヒートテック衣料を買い揃えて、準備万端。 其後に伺った「蔦の葉」では、「行くか行かないか」見たいな虚言を弄して御免なさい。 早寝早起は得手なので、こう為れば、断トツのSPも可能だろう。
今日の蔦 其の177-01
蔦の待ち場は3方が閉じて居るし、屋根も有る。 有り難い事に照明も明るい。 こんな環境だから、暴挙にも出られる。 処が此曰は皆さん意外にゆっくりペースの集まり具合で、結果論だが、初電で来ても間に合いました(笑)。 12人目は7時16分30秒(笑)に息急き切って到着の若いフリーク氏。 翌日の曰曜日はもっと激戦鴨。

今日の蔦 其の177-02
無事に整理券を頂いたが、入店は「順不同」との事。 詰まり、再集合の到着順と云う訳だ。 11時には非券客(一般の御客様)も並んで居るので、整理券組の再集合の順番と云うのは判別が難しい。 整理券の番号順に入店させれば簡単なのだが、何故かそうしないんだよね、疑問… 小生は一度リフレッシュに戻ったが、中には其儘、店頭左側(其の様に指示が有った)に並ばれる猛者も…(笑)。 そして、小生の再集合順位は3位でした。 しかし、指示された並び場所は近隣クレ一ムが来そうな場所なので、移動を指示されて、結局の処、店頭付近で屯す事に。 そして、事情を知らない非券客列と錯綜し、到着された非券客が最後尾を探す羽目に。 勿論、我々が列の案内係に…非券客の列が伸びて、愈々二つの列が入り乱れて仕舞い、整理券組は再び店頭左側に並び直す。 やれやれなので有ります。 此れは矢っ張り、再考が必要だと思う。 整理券組を開店時刻に再集合させて、番号順に入店させるだけで、全ての問題がほぼ解決する筈だ。

<追記>
整理券に限った事では無いが、良かれと思って改善した事にも何かと批判がましく(小生の様に)云われるのは不本意だろう。 「諸般の事情を考慮した末」、と云う部分を忖度せずに少々感情的に書いて仕舞ったのを反省。
<追記終>

そんな彼や是やを経て、漸く開店。
今日の蔦 其の177-04
皆さんに倣って「鶏油そば」のハーフも頂くが、調理が大変で、一時的に「鶏油そば」は販売停止と為る。

<追記>
「販売停止」は祐貴君のジョークだった様で、実際には販売が続いて居たとの御指摘を頂戴しました。 大変、失礼致しました。
<追記終>

「鶏油そば」は、とても小生好みで麺と鶏油の組み合わせをタップリ楽しめる。 皆さんは玉子追加志向だが、小生には不要。

さぁ、文字通り「待ちに待った」一杯が「限定です」と着丼。
今日の蔦 其の177-06
「黒岩土鶏(くろいわつちどり)」と云う評価の高い宮崎地鶏を使った鶏そば。 此の鶏の詳細は祐貴君のブログ等に御任せしましょう。 凄い鶏…だそうです。 丼に油の筋跡が付く程のオイルサークルは油膜と紛うばかりで、ギョッと為るが、何とも清廉な油でサラッとして居て仄かな甘味を感じさせる。 生揚げ醤油に有り勝ちなシャープなエッジは陰を潜めて、穏やかな醤油のコクが鶏の旨味と合体して深く広がる。 何とも云えないコラボレーションの妙に溜息が出る。 御隣のフリーク氏の台詞、「長生きはするもんだ」に激同。 松茸を巻いた黒岩土鶏の腿肉も特に美味。 「香り松茸」と云う様にスープにも移香する。
今日の蔦 其の177-05
蓮華に乗せられた酢橘を搾って頂くのが良いよね。 全粒粉入りの麺も文句無しで、スープにも当然、マッチして居る。

我乍、ウルトラ級の酔狂さだったとは思うが、此だけ満足させて貰えれば、有り難く帰途に付ける。 振り返ると行列は角の先を折れて、最後尾は見えては居なかった。 50人じゃとても効かない様な長さだ。 更にラーメンショーや他の店を廻られるフリーク諸兄に御礼を述べて御別れした後は、久し振りに湘南新宿ラインで地元帰還。 御疲れ様でした(笑)。