飯田商店 22回目2015/07/08 15:33:01

振替の御休み。 何時もの様に早起きしたので、久し振りに湯河原へ向かう。 2ヶ月以上のインターバルが空いて仕舞った。 もっと頻繁に飯田さんの一杯を頂きたいのだが、思うに任せ無い。 雨こそ降って居ないのだが、厚い雲が水平線迄覆って居る。 遠い3つの颱風から押し寄せる波の塩飛沫で景色が霞む。 愛車が可哀想だが、道は空いて居たので、あっと云う間のドライブで開店の1時間に到着。 其れでも4番手か… 水曜日と云うのに皆さん、早いですね。 ポツポツ雨が酷く為る前に暖簾が掛けられる。 ラッキー!

つけ麺の喰券を購入。 厨房を覗けるポジションの席だったので、飯田さんの丁寧な調理の様子を拝見して居た。 へぇ、平笊に移して湯切りされるんだ…とか。
飯田商店 22回目-1
ドキドキと胸をときめかせて待って居ると着丼~。 飯田さんの処では、つけ麺を御願いすると最初に麺の直喰をする様にアドバイスが為される。 其の為に、塩と山葵が別皿で用意される程だ。 勿論、小生には大歓迎のサービス。 微粒子なソルトを摘まんで麺に乗せる様に塗す。 麺はとても瀞みの有る鰹風味の昆布の出汁水に浸って居るので、暫し麺を持ち上げた儘にして其れを適度に切ってから口に運ぶ。 素晴らしい麺、優しく柔らかく…でも、確りとした印象のタッチ。 其れに小麦粉の上品なニュアンスが良いレベルで薫る。 山葵に代えると亦、イメージが変わる。小麦粉感は少し引くが、昆布出汁と山葵のコンビネイションの妙に笑みが漏れる。 漬汁に浸す前に酢橘(だよね? 随分と深い緑色だが)を麺に少し絞って、麺喰を楽しむ。 此れ亦、昆布との相性が良い。

飯田商店 22回目-2
漬汁に最初に浸したのは、麺体ドーン、見たいなの。 凪の「一反も麺」を毎回思い出すけれど、最初に此れで漬汁を味わう。 小麦粉の味わいが凜然とした醤油感に絡むのを楽しんだ後に徐に麺を摘まんで漬汁へ。 「流儀」には沿わないのだが、たっぷり麺喰した後なので、結構たっぷり浸して頂く。 此の漬汁の美味さは鶏が主体。 淡く濃く、淡麗系ダイナミズム…そんな感じ。 途中で搾り残して置いた酢橘の半分を漬汁に入れる。 華やかな柑橘香が広がり、第2ステージの始まりだ。 麺がいっぱい連れて来る昆布出汁と漬汁の組み合わせが素敵過ぎる。 そして、豚や鶏のチャーシュウが不断に落とされて居て、其の味わい迄堪能する。 麺が無く為る頃には充分に飲み干す事が出来る程度に割られて居ると云う計算結果が待って居る。

飯田さんは以前よりも風格が増して、精悍な印象が加わった様な面持ちに思えた。 更に此の先にどんな一杯を並べて下さるのだろう。 楽しみだ。