今日の蔦の葉 其の49 ― 2015/04/24 01:01:00
久し振りに為るかな…着いた時の空の明るさでそう思った。 日出時刻は4時台に、日入りは18時30分迄、もう少しだ。
我家の射干(シャガ)も盛を迎えた。 付属体が特徴的な雌蕊にマクロレンズの焦点を当てたが、一寸開け過ぎたね。
18時少し前に「蔦の葉」に到着したのだが、既に「Open」のタグが掲げられ、扉を開けての営業。 こんな季節らしいスタイルで清々しい。
中々を2杯と
鴨チャーシューを一皿頂く。
高橋さんの牛の時雨や湯澤さんの鴨チャーシューがとても佳い。 鴨肉の柔らかさとバルサミコ酢風味のタレが良く合って居る。 筍が嬉しい、大好き。
先日、御鮨屋さんで握って頂いた筍に負けて居ないと思ったら、御近所さんの田舎から送られて来たそうだ。
主麺は…ブラック・ダックか、先日味わいのインプルーブに驚いた「醤油つけそば」かと悩んだのだが、後者を御願いした。
前回感じた通り、スープの煮干と鴨、醤油のバランスが秀でて居る。 勿論、麺も旨くて直喰万歳。 蔦で呑む頃から1時間ルールを自らに課して居るので、長居は禁物。
紫 くろ喜 其の73 ― 2015/04/24 23:23:00
初夏の印象が溢れる道を「紫」に急ぐ。 此日は「鴨つけそば」を頂くのだと足取りも弾む。 其割には出遅れて、6番手到着。 3人が異口同音に「先頭じゃ無いんだ」(笑)… 仕方が無いので、初めて来られた方の行列の並び方を修正させて頂く(笑)。 いや、此の日の皆さんの参集は早いっすねぇ。
エゴノキに花芽を見付けた。 1年なんて早いもんだ。 其れにしても、「くろ喜」の前に此樹が有るのは可笑しい。 此樹の実を口にするとビリビリとした刺激が有り、其の刳味(えぐみ)が転じて「エゴノキ」と為ったのだ。 黒木さんには縁が無いテイスト。
久し振りに頂く黒木さんのつけそば。
当然、春菊を絡めてワシワシと麺直喰。 此のレジャンデールの細麺は田舎蕎麦風で直喰が楽しい。 漬汁の醤油と鴨のコンビネイションは芸術的なテイストで、毎度の事乍、とても感心する。 鴨肉を頬張り、香母酢を搾り、オニオンコンフィー(「新玉葱です」と黒木さん)を摘まみ…と、嬉しさは尽きない。 太いメンマの味わい、喰感、そして温かさも好いねぇ。 堪能しての帰路は、もう汗の出る気温で有る。