今日の渦雷 其の452015/04/01 01:01:00

エイプリルフールの戯言で無いのが残念なのだが、弥生晦日が辰也君の渦雷最終日と為った。 4月からは代わって、芳実オーナーが渦雷の厨房に立つ機会が増えそうだが、当面の営業は昼の時間帯だけとリリースされて居る。 そんな事情なので、31日の21時前に渦雷に顔を出した。 辰也ファンの常連さんが顔を揃えて居る…と云う感じだ。

今日の渦雷 其の45-01
先ずはビール。

今日の渦雷 其の45-02
摘み盛合と冷酒。 暫くはこんな事は… 昼間っから無理だね(笑)。

今日の渦雷 其の45-04
御田も夜だけだったから… 小生の「御楽しみ」を美味しく頂く。 うん、美味しい… 今後暫くは渦本店で頂こう。

今日の渦雷 其の45-03
ISO が 6400 なのに未だ気付いて居ない… シャッター速度が速いとは思ったのだが。 ラストの一杯は「潮そば」。 敢えて醤油では無く、塩ベースのスープで締めた。 小生は渦雷の優しい印象の塩スープはとても好みだ。 今度は昼に頂こう。

帰りにピチーチへドロップイン。 独りで結構イっちゃったかな。

飯田商店@横浜そごう 19回目2015/04/01 23:23:00

春休み、エイプリルフールに孫娘と映画を観ようと云う婆に合わせて、爺も休暇を頂いた。 其前に横浜駅で途中下車して、そごうへ。 10時の開店時刻に入店したのだが、8階でのエレベータからのダッシュに敗れ(笑)、3番手でレジに到着。 御姉さん、スーツ姿なのに速いねぇ…

飯田商店@横浜そごう 19回目-2
「御好きな席に」との事だったので、調理場の真前に座る。 飯田さんと小生を隔てるのは、硝子一枚。 湯河原では拝見の叶わない麺上げが目の前で行われる。 麺茹は確り観察して居たから、飯田さんは遣り難かったろうねぇ。 特等席では有るが、大型の茹麺器も間近なので暑い。 ジャケットもオフして腕捲。 購入したチケットは「春の貝出汁塩つけ麺」。 今回の催事限定で1日50喰のみ。 初日は昼前に売り切れたそうだ。

飯田商店@横浜そごう 19回目-1
因みに品書はこんな感じだ。 硝子の向こうは勿論忙しいが、催事出店を何度も熟なした飯田さんのオペレーションは丁寧で落ち着いて、堂に入った物だ。 手間の掛かる盛付のつけ麺にしてもスタッフの方の動きは良い。 初日の開店直後とは云え、初杯が提饗された後は順調に配膳されて行く。 連喰の人にもそう間を空けずに2杯目が着丼して居た。

飯田商店@横浜そごう 19回目-3
有田焼の丼…持って来られたのね。 味も丼も店と同じレベルにと云う気概の表れだろう。 如何にもな春を乗せた麺は平打太麺。 何時ものつけ麺の麺とは違う。 やや茹時間が必要だが、小麦粉の風味がとても香るし、喰感や喉越と云ったフィールの良い秀逸な麺だ。 勿論、直喰をたっぷり。 何れの春野菜も旬だが、特に筍が美味。
飯田商店@横浜そごう 19回目-4
ジェントルな塩のスープには貝風味が流麗に漂う。 沁みるぅ~って印象。 初口では、珍しく塩を立てたと感じたのだが、喰べ進むとシャープさが醸し出され、此れが閾値だったと知れる。 計算され尽くした美味しさで、もう魂消た。 催事だからと云う隙や甘えは皆無。 真摯な造りが舌に、鼻孔にアピールして来る。 絶品チャーシュウにそっと乗せて有った桜漬を落とすのが風流ってモンだ。                「いと軽き石のおもしや桜漬」、虚子の句で有る。