飯田商店@湯河原 18回目 ― 2015/02/04 23:23:00
湯河原遠征。 彼方此方忙しい(笑)のだが、飯田さんの「花の季蔵出味噌」の作品は頂いて置かなくては、なのだ。 混雑、天気、気温、風…と検討しての此の日、此の時刻だった。 他の御客様が居ないのを確認して、グリーン車を奮発。 2階車窓からの風景を XZ-10 で撮った。 シャッター速度優先 1/2000 秒の無手勝流でバシャバシャ遣って、真面なのを拾う。 湘南電車の速度も馬鹿に為らない様で、ブレが判る。 E-M5 MarkII なら、1/8000 で撮れるよね。
ホカロンと忘れて来て仕舞ったバッテリ式の充電器が欲しくて、湯河原のコンビニに寄ってから店の前に。 既に御二人がスタンバイしていらっしゃる。 コンビニをパスして直行してもSPは無理だった、と云う御様子だ(笑)。 直ぐに御二人、更に御二人と続々なタイミングだったので、「上手い事行った」と云う感じ。 当然、フリークの方ばかりで見知った御顔も…
「pakioのラーメン日記」から頂いた説明書き(指は小生です(笑))
今回の飯田さんの味噌作品は、「タチの味噌らぁ麺」。 真鱈の白子を北海道ではタチと云うそうだが、先日催事出店された札幌のラーメン屋さんへのレスペクトとか。 飯田さんらしい。
黄色か金色か、輝く様なスープ。 先ずは丼を持ち上げて、スープを啜る。 柚子香と味噌と鶏が円やかで上質なコンビネィションを為す。 柔らかく迫る旨味こそが白子なのだろう。 溶き玉子を連想させるが、もっと高貴でノーブルな印象だ。 白子の深い味わいを維持させた儘、此処迄洗練させたとは、下処理の腕前が凄いんだろうな。 紅葉卸も乗るが、辛さは抑えられて居り、素人が心配する様な味の乱れが生じる訳も無い。 真鱈の真薯が二つ乗るが、絶品で当然と云えばそうなのかも知れないが、スープとの相性は抜群。 麺は飯田商店では珍しい(よね)太目の物が使われて居り、実にスープと相応する。 麺の色調は敢えて「白」にシフトさせたそうで、コンセプトは此のカラーらしい。 喰べ進むと花の季さんの味噌らしい大豆等の残滓がスープから顔を出す。 此処迄来てもバランスを崩さない一杯は凄い。 遠征し甲斐は充分以上だった…来て良かった。 皆さんと飯田さんに御挨拶をして駅へ急ぐ。 11時34分発のスーパー踊子号に間に合った試しが無く(笑)、ローカル電車で海を眺めてのんびり帰京。