今日の蔦の葉 其の36 ― 2014/12/18 23:23:00
爆弾低気圧の余波で冬型が強まり、地元のアメダスでも -1.8 度を記録したとても寒い朝。 最近は1月でも氷点下に下がる事は少ないのだが、此の朝は薄くは無い氷が張った。 日中も陽射迄飛ばす様な季節風が吹き荒れて寒い。 大通りから蔦の葉に向かう途中で、段ボール片が風車手裏剣の様に飛んで来て、マジ避け(汗)。 前夜に渦で飲み過ぎたので、優しいテイストを求めて「塩そば」を御願いした。
「珍しいですね」と、湯澤さんが鴨チャーシューを乗せて下さった。 1月からは此がスタンダードに為る。 鴨の味わいを感じさせるスープは、鴨肉との相性は良いだろう。 特に塩そばにはとてもマッチすると思う。 小生は蔦の葉の豚チャーシューがとても好きなので、摘まみでは残して欲しいのだが、鴨と豚の両方を造るのは大変だよね。 久し振りに頂いた塩そばはとても美味しかった。 初口では塩らしいソルティな感じが有るのだが、昨今はマイルドな塩スープが多いので寧ろ新鮮だ。 たが、しょっぱさとは違う深味の有る塩らしさなのだ。 もっとも、二口、三口と進む内に煮干が穏やかに拡がって行き、印象が変わる。 其処へ鴨と云うか鶏のニュアンスが填まり玄妙な味わいと為って行く。 巧みな仕様だねぇ。 帰り道は強風を避けて、久し振りに地蔵通りを戻る。 相変わらずの賑やかさだ。