紫 くろ喜 其の59 ― 2014/12/12 23:23:00
金曜日の朝、前夜にグラシアでゆっくりさせて頂いたので、普段よりも4時間も遅い電車に乗り込む。 だが、踏切異音で止まって仕舞った。 メチャ遅れたので、オフィスは午後からとして、「紫」へ直行。 勿論、タイミングも悪くて15人程の行列の後に付く。 普段よりも人数を確認して並ばれる方が多いと思ったら、「鴨白湯そば」が限定で提饗されるとの事。 偶々列の直前の方を存じ上げて居たので教えて頂いたのだが、20杯らしい… 先日、御隣で召し上がって居らした一杯を思い出して、心が揺らいだのだが、「鴨つけそば」のターンを守った。 小生は「絶対」を付けたい位に此の作品が好きなのです。 喰券を回収に来られたダイスケさんが、小生が差し出したのを見て「流石ですね」と呟かれる。
レジャンデールと云うフランスパン用の小麦粉を使った麺はパキポキの低加水で、風味や喰感がとても好みだ。 春菊を絡めて、直喰をたっぷりすると待った甲斐が有ったと得心が行く。 鴨醤油の味わい深いスープに此の麺を浸すと真価を発揮する。 何時も思う事だが、此の作品は万難を排して遣って来るだけの価値が有る。 金曜日は花丸だ!