そばはうす金色不如帰 其の54 ― 2014/12/02 01:01:00
夜に不如帰に伺うのはとても珍しい。 自分でも一寸記憶が無いので、どんな時刻に到着しようかと雨が止んだのを確認して出発。 何しろ醤油のゴールドメダリストだから、嘸かし集合が早いだろうと、昼に来るよりも30分早めて見たら、SP。 遣ったね! でも昼とは景色が違うので、妙な気分だ。 暫くすると皆さんが並び始める。 タイミング的には昼と余り変わらないんだな。 少ない都会の星を数えて居ると、力丸君が暖簾を掛けて呉れる。
一番の醤油そばとも思ったのだが、醤油のつけそばを御願いした。 つけ麺のカテゴリでもノミネイトされて然るべき一杯なんだけれど…小生には此がつけ麺のベストのひとつに数えられる。
此の夜には、ラーメン店主さんの宴会も有ると伺って居るが、山本さんは祐貴君と一緒に「明日のパーティ」かな。
すっかり晴れ上がった夜空を照らすのは、最後の名月、「十日夜(とおかんや)」の月。 XZ-10 ではこんなモンだが、月齢8.6と美しい。
麺屋KABOちゃん 其の94 ― 2014/12/02 23:23:00
早朝の門へ降りる時、正面にオリオンが落ちそうに傾いて居る。もう季節も此処迄廻った。 風が強く、冬型の気圧配置を感じる。 南の空を気にし乍、駅に向かうが、「鳳凰座流星群」は、矢張幻の儘だった様だ。 沈み行くオリオンに代わって北の空で主役を張るのは、大熊の七つ星。 ポータブル赤道儀ポラリエの新しい極軸望遠鏡を手配したので、北斗七星には御世話に為る予定だ。
冬の朝の様相が都会でも感じられる様に為った。
前週は伺えなかったKABOちゃんへ。 前夜はラーメン店主さんの宴会が催されたが、キチンと定刻に開店。 さぁ、銅メダル獲得の味噌中華を頂くのだ。 TRY効果は如何かな? 当然の満席だが、「霜降中華」を頼まれる方も多い。 初めて来られた御客様が、「味噌」をリクエストされると、「うちの味噌はスパイシーで一寸変わって居るんですが、宜しいですか?」とカボちゃん。 「じゃあ、醤油にするよ」。 う~ん、世界第3位の味噌なんだけど…
美味しいよね、格別だよね、特別だよね… 痺れカレーな作品は、業界に一石を投じたと思う。 こんな味噌テイストは何処にも無い。 カボちゃんの力量が認知されて、燥いで仕舞う小生で有る。