今日の蔦 其の1422014/10/02 23:23:00

提饗数がとても少ないと伺って居る蔦の限定を狙って早目に向かった。 ローストトマトの塩そばで、トマトの用意が数を熟せないのだろう。 トマトと云えば黒木さんの十八番だが、祐貴君なら間違い無く巧みに仕上げるだろう。 で、2番手のベストポジションから入店。 券売機の右上に950円の釦が有るので、此をプッシュ。

今日の蔦 其の142-1
冷蔵庫から取り出した大きなローストトマトを温め直して、乗せた作品が此。 オリーブをカットした欠片が飾られ、トマトにもケッパーが二つ乗せられて居る。 トマトの近傍からスープを掬う。 うむ、此の塩のスープはとても美味しい。 先日頂いた黒木さんの塩のテイストに比肩する味わいだ。 其処へ甘味と酸味を兼ね備えたトマトの味わいが絶妙に絡む。 葱やオリーブと一緒に麺を啜る。 此の麺の風味は寧ろ塩味との相性がベターなのでは、と思わせる程のコンビネイション。 徐にトマトに箸を付けるとローストした事でトマトの持つ味わいの要素が凝縮された印象で濃厚。 でも、フレッシュなトマトのニュアンスも持ち併せて居る。 やっぱり匠でした。 予想以上の完成度に吃驚だ。 此の日の提饗数は少し増やして12喰との事。

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