食堂酒場 グラシア 其の4/饗 くろ喜@秋葉原 其の492014/09/27 23:23:00

ラーメン屋さんでは、必ずと云って良い程にフォトテイクする。 一方で、レストランや御鮨屋さんでは、余りカメラを取り出さない。 特に「御一人様」で無い時は、備忘の為にワインのエチケットを撮るだけにする様に心掛けて居る。 浅草橋のグラシアさんの場合は… 初回にカボちゃんに連れて行って頂いた時は、カボちゃんも撮られるので、一緒にパシャパシャ。 其の後に独りで伺った時はマスターの解説に頷き乍、ピントを合わせた。 此の夜は旧知の友人を連れて遣って来た。 話したい事が万も有りそうな彼のリズムを尊重して、フォトテイクは控えた。

食堂酒場 グラシア 其の4/饗 くろ喜@秋葉原 其の49-1
だからフォトはワインのボトルだけ。 其れも前回伺った時に撮った物をリデザイン。 今回も井筒ワインのメルロは、「此処」・「個々」に拘った味わいに思えた。 彼に選んで貰ったスターターの盛合からバターライス迄、何れのディッシュも流石の味わいだったが、初めて頂いたグラシアの看板メニューのトンテキはソースが効いて居て、とても美味しかった。 添えて有るキャベツが濃厚なソースと良くマッチして居る。 亦、秋刀魚が脂が乗って居て実に美味しかった。 此年初めて秋刀魚を頂いたが、こう云う風にグリルして頂くと殊更の味わいだ。 あ、矢っ張り、フォトテイクすれば良かったなぁ(笑)。
此夜のグラシアはとても賑わって居て、我々も早目に伺ったのだが、既にカウンターは満席。 予約の時刻迄、とテーブル席に通して頂いた。 2時間も有ったのだが、時の流れるのは早くて、締めのラーメンを頂く前にタイムアップでした。

んで、当然の様に向かったのは「饗 くろ喜」。 前日の「紫」に続いての訪問。 20時近いのに10名程の行列が絶えない。 凄い人気を改めて、実感。 「あらあら、こんな時刻に!」と更に目を真丸にされた黒木さん。 塩そば。 一番のメニューなのに何時以来だろう。 「饗」は夏麺の時だけで、普段は「紫」に伺うからなぁ…。 因みに前日は「紫」に49回目の訪問、此夜の「饗」も49回目だ。 双方50回目だったら良かったのにね(笑)。

食堂酒場 グラシア 其の4/饗 くろ喜@秋葉原 其の49-2
普段は余り塩を頂かない小生だが、黒木さんの塩の美味さに感嘆。 微塵も尖って居ないジェントルな塩味なのだが、何処迄も引き込まれそうな深淵を覗かせて呉れる。 塩に拘り抜いた黒木さんの執念とも思える努力と技が結実して居る。 細麺で御願いしたが、矢っ張り此方が好みだなぁ。 チャーシュウの美味さは云うに及ばずだが、海苔が良い。 不如帰もそうだが、クオリティの高い海苔は、想像以上に一杯のクオリティに貢献すると思う。 久々にデフォルトを頂いて、黒木さんの匠を再認識。

コメント

トラックバック