饗 くろ喜@秋葉原 其の412014/07/25 23:23:00

饗 くろ喜の夏麺第4弾は「鶏塩つけそば」。 
饗 くろ喜@秋葉原 其の41-1
中々伺えなくて、金曜日に為って仕舞った。 尤も「紫」の事も有り、金曜日の秋葉原は普段通りとも云える。 後ろのスケジュールの都合で早目に到着したのだが、猛暑日予報が当たり、酷い暑さだ。 団扇と虫除スプレイが置かれて居るが、有難く団扇をフルに使わせて頂いた。 こんな日はシェードの下に居なければ、熱中症に為りそうだ。

饗 くろ喜@秋葉原 其の41-2
最初にスープが提饗される。 大きく拍子切された長葱を沢山浮かべたスープは、穏やかに芳醇で鶏な塩。 塩味も此処迄ソフィスティケイト出来ると云う御手本の様な味わいだ。 漬汁なので、そこそこ濃い味わいにして有る筈なのだが、淡麗感を感じる。 そして、前述した芳醇な鶏の円味。 最後迄スープ割をしないで汁完。

饗 くろ喜@秋葉原 其の41-3
涼やかで美しい皿に盛られた「鶏塩つけそば」は、見るからに夏向きの作品。 見て居るだけで体感温度が下がると云う物だ。 くろ喜は店内のエアコンが心地良いのも有難いのだが、目と口からも冷やして呉れる。 たっぷりの緑は…韮だそうだ。 もっと癖の有る野菜の筈だが、淡く塩味が施されて居る事も有って、スッキリした印象に仕上がって居る。 ローストトマトの甘さ、美味さは何度も頂いて承知して居るが、丁寧にカットされたトマトはルックスも味わいも手間に見合った美味しさに溢れて居る。 鶏肉は腿肉を酒塩に漬けたそうだ。 非常に美味しいねぇ…ソルティな作品にマッチする様に味付けられて居り、流石。 其の廻りのゼリー状なのは煮凝だが、此れにも程良く塩の風味が感じられて好ましい。 小生は漬汁が疲れて来ない様に此れを加えて、活を?入れた。 麺は「鴨つけそば」に使って居るのと同じ、パキポキのレジャンデールの低加水麺。 此麺は一番好きだ。 味わい、喰感、喉越の全てに完璧。 此週も素晴らしい完成度に参りました。

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