今日の渦 其の5512014/04/06 01:01:00

早朝からの休日仕事を早目に切り上げて、小田急線。 訪渦の前に片瀬江ノ島迄足を延ばす。 4月上旬には、湘南海岸から富士山に沈む太陽を望めるのだが、真頂上に当たるのはそろそろ御仕舞いだ。 此処数日は雲に遮られて居て、此の夕も難しいかと思って居た。 だが、藤沢の手前の東海道線から霊峰のシルエットを確認出来たので、急遽、弁天橋の下へ足を延ばす。 突堤の先に出れば、邪魔者は少ない。 だが、此の日は波が高くて、風も凄くて諦めた。 そんな根性では良いフォトは撮れない… いや、怖くてシャッター処では有りませぬ。 弁天橋の橋桁に隠れる様に E-M5 を構えても、風で身体ごとズレ動く程だ。 シャッター速度を早目にしたいが、感度は落としたいと結構開けて撮った。 思った以上にコンディションは良い。 「其の儘…」と祈り乍、ファインダーを覗く。 突堤には根性の有る同好の士が見える。 望遠レンズのピントを其処へ合わせると風に難儀して居る様子が判る。 三脚も使えない見たいだなぁ。 撮影場所を弁天橋の袂にしたのには、低いアングルで、波の打ち寄せる様をフレーミングしたかった事も理由なのだが、手前の突堤でも若者が燥いで居たので、少し仰角を上げた。 更に橋桁の一段目に攀じ登る。 登り難いので、誰かが小生の様子を見て居たら、嘸かし可笑しかったろうが、幸い此のポジションには滅多に人は来ない。 でも、此れなら橋の上で撮る方が正解だったんじゃないの…と自己突込。 ま、上は大賑わいですので…
今日の渦 其の551-1
此のフォトは光の射込を強調したいタイミングだったので、絞って撮って居る。 此日のダイヤモンド富士は将に此処が弩真中なのだ。 其れを収めると逃げる様に渦に向かう。 気温は兎も角、此の強風で体感温度は低く、ジャケットでは寒かったぁ… 天気予報の結果、「諦めた装い」だったのだ。


幸い奥のカウンターが未だ空いて居たので、其処へ収まり。
今日の渦 其の551-2
Y君に「兎も角、熱々の燗酒を」とリクエスト。 杜氏さんが嘆きそうな「飛切燗」だが、小生は此れが好き。 いやぁ、美味しい、暖まると3本だったかな、頂いた。

今日の渦 其の551-3
辰也君が拵えて呉れた「なめろう」。 少し山葵を置いて海苔に巻いて頂くと超美味い。 御酒が進みます… 常連のSさん用のを分けて頂いたのだが、此れ、好いねぇ。

今日の渦 其の551-4
もう一皿は、タレ焼チャーシュウ。 其のタレが濃厚な味わいで、適度に甘い処が此の肉に合って居り、流石。 葱を敷いて呉れたのも嬉しい配慮で、頬が落ちそうだ。

今日の渦 其の551-5

今日の渦 其の551-6
主麺は「夜鳴つけそば」。 最近は此ればかりだが、伺う頻度が落ちて居るので、矢っ張り、此の一杯なのだ。 スープが変わった様で、醤油のインパクトを強めて居るが、キーンな感じでは無く、夏仕様っぽいイメージだ。 何時もの様に柚子胡椒で麺の直喰を楽しんだ後、相変わらずの沢山の葱と焦がし葱を麺に絡めてスープで頂く。 矢っ張り、最高好みで幸せな気分に為れる。

翌朝も日曜と云うのに早いので、2時間程で引き上げたが、次回はワインボトルを抱え込んで粘着したい物だ。