麺屋KABOちゃん 其の58 ― 2014/03/03 22:46:01
早くも3月、花粉の季節。 未だ寒いので、花粉量も少ない。 もう一週間もすると、文字通り眼を覆う様に為るのだろうな。 そんな週始めに霜降商店街へ向かう。 2週続けての月曜日の訪問。 御願いしたのは、相変わらずの味噌中華。 何時も次回は…と思うのだが、時間が経つと、亦、此を頂きたく為る。
何度も書いたので、もう表現も尽きた感じだが、此日も美味さに痺れました。 更に途中でカボちゃんが、「辛旨香辛料」を出して下さった。 「喰べる辣油」っぽい印象だが、唐辛子に海老や煮干等を加えて、カボちゃん流に味を整えて有る。 其程辛くは無いとの事だが、単品で摘まむと其也にピリピリする。 スープに落として…と云うアドバイスに従うと流石に合いますねぇ、と云う感じだ。 当然だが、単品で頂いた時とは違う味わいが味噌や山椒とコラボして風合が増す。 痺れにカレーとは異なる辛さが加わって、痺辛旨い。 少し額に汗する位が丁度良いのだろう。 実は、もう直ぐ短期間登場予定の「味噌つけ麺」のポイントを担うらしい。 楽しみだなぁ、明日にでも喰べたいなぁ。
そばはうす不如帰 其の22 ― 2014/03/04 23:23:00
前の週と同じく不如帰へ伺うのが火曜日に為った。 良い天気なのだが、風が冷たくて寒い印象。 花粉も盛大に飛び出したし、雪掻の所為か、鞄が重いのが原因か、腰痛が酷く為った。 取り敢えず、鞄の中身を1/3にした。 フォトもズルトラに任せようかと思ったのだが、XZ-10 は此迄通り持ち歩く事にした。
此日は、醤油そばの喰券を購入。 塩も醤油も、つけ麺も温麺も美味しい。 蛤の味わいが一番穏やかでまったりとした印象なのが、醤油の温麺の様に思われる。 クオリティの高い海苔を最初に頂き、其の後は、餅々麺を葱に絡めて頂く。 此が良い感じなのだ。 チャーシュウも良いのだが、もうひとつの御楽しみで有るメンマは、太いのと細いのとの2種類。 スープは丼を持ち上げて完飲。 流石は山本さんの一杯だと何時も感心。
らーめん こんどる屋 其の1 ― 2014/03/05 01:01:00
前週のラーメンスケジュールがイレギュラーだったのは、水曜日にバンちゃんの「コンドル屋」が開店すると伺ったからだ。 「炎のつけ麺」の場所に新たにオープンした店は、「ヤシオマス」を使ったラーメンで、最初は「塩」だけの60喰と伺った。 ちゃんとツイッターをチェックしない情弱者なので、開店日が金曜日にズレたのを知らずに無駄足を踏んで仕舞った。 そして、其の金曜日は夜を待たずに完売。 うむぅ、縁が薄いのかも知れない。 漸く時間が取れたのは、翌週火曜日の夕方。 中休み無しなので、空いた時刻に伺いたかったのだ。 急階段は変わって居ないが、突貫工事の内装変えで、全てカウンターと云うレイアウトに為った。 其のカウンターには大きな魚が鎮座して居る。 当然、「ヤシオマス」だが、50センチ位は有りそうだ。 あ、フォトテイクして来れば良かったな。 ヤシオマスはバンちゃんの故郷、栃木県の水産試験場で生まれた「人工のニジマス」で、全て雌。 染色体を3組持って居るので3倍体と云う事に為る。
とても澄んだスープだが、実に上品な淡麗な魚のスープ。 川魚ならではのアドバンテージを上手に活かして居る。 うっかり造ると薄い印象が出そうだが、其処はバンちゃん、抜かり無く、コクを充分に持たせて有る。 大きなチャーシューもスープとのマッチングを良く考慮して味付けされて居る。 菠薐草が乗って居るのも、何だか好いイメージを形成。 そして麺は細い縮麺。 最近ではガンコ系位でしか御目に掛かれ無いタイプ。 繊細な魚の風味が、空気と混ざって口に拡がる様にとの配慮だそうだ。 成程、其の効果は小生にも判る。 此は珍しく、美味しい塩スープだ。 其の塩加減も心憎い程に計算が正確だ。 未だ「塩」だけの提饗だが、週末には、醤油もラインナップの予定で、何れ担々麺も…と嘗ての「めじろ」の様なメニュー構成にしたいとの事。 楽しみが増えました。