そばはうす不如帰 其の24 ― 2014/03/17 23:23:00
週末もオフィスに籠って居たので週明気分では無いのだが、西に傾いた満月に見送られて一番電車に向かう。 最近は此の時刻でも既に天文薄明が始まって居るので、金星の明るさが際立って居る。 日中の気温も上がり、道を急ぐとマフラーを外したく為る。 そんな昼休みに不如帰に向かう。 正午過ぎなので、外行列が5名。
御願いしたのは「支那たけつけそば」。 少し暖かさを感じたので、つけそばにして見た。 ほんのりとした甘さを感じる醤油スープには石蓴が忍ばせて有り、柔らかい印象に貢献して居る。 其処へあの蛤のニュアンスが絶妙に重なって行く。
餅ぃ感じが大好きな麺。 沢山直喰したく為る気持を抑えて、適当な処でスープに浸す。 不断に乗せられたメンマや葱を絡めるのが良い。 太い方のメンマや煮豚もスープとの相性が見事に計算されて居る。 最後にスープを割って頂いたが、出汁の秀逸さを改めて、実感。 山本さんの作品は何れも素晴らしいが、つけ麺も美味いよねぇ。