らーめん こんどる屋 其の2 ― 2014/03/15 23:23:00
朝日新聞に大きく掲載された「らーめん こんどる屋」。
え? テレビは断っちゃったの…未だ早いって、バンちゃんらしい謙虚さだが、小市民的には勿体無いなぁ。 そんな彼の一杯を頂きに西新宿へ。 抜ける様な青空が、週末仕事の気分を晴らして呉れる。
前回よりも更にスマートな、もっと洗練された様な印象のスープに為って居る。 所謂、雑味の無いスープだ。 淡麗なのだが、インパクトが有る。 決してヘビー級では無いが、強烈なジャブがビシバシと繰り出される、そんな印象かな。 屹度、バンタム級なんだろう(笑)。 塩の加減が絶妙で、此の魚の旨味と凄く馴染んで居る。 葱をバンちゃん地元の「白美人」に変えたそうなのだが、此の葱の持つ甘さがマイルドソルティなスープにピッタリ。 此れは喰材投資の甲斐が有った。 菠薐草は色付と共に、昔乍と云うイメージを持たせたかったとの事。 此れはルックスのインパクトに為って居る。 大判のチャーシュウもサッパリと美味しい。 細くて縮れた麺はスープの薫りを広めて呉れるし、喰感も楽しい。 こう挙げて見ると、此の一杯には最近のラーメンが置き去りにして来た要素が沢山ピックアップされて居る様な気がする。 温故知新の作品なのかも。 気分一新、オフィスへ戻ろう。