撮って見た 其の67 ― 2014/03/02 19:31:20
兼六園 其の2 暁
ライトアップされた兼六園を訪ねた帰りに、東山茶屋街近くのワインバーに立ち寄った。 古都情緒を楽しめる店だったが、東京並の要脚でしたね。 深夜の茶屋街のフォトテイクも考えないでは無かったのだが、もう無理っす。 やや睡眠時間が足りないのは気に為ったが、5時に起きて前夜と同じく、タクシーに「蓮池門口」へ運んで貰う。(本鵠沼と同じく「はすいけ」だと信じて居たら、「れんち」なのね… 口に出す前に、ローマ字表記を見て良かった。) 余り知られて居ない様だが、兼六園は早朝開園して居る。 季節に依って開門時刻は違うが、正規の開門時刻の2時間前に2箇所の門だけが開く。 正規の開門時刻の15分前には退園しなければならないのだが、入園料は不要だ。 早起得意の小生が此れを見逃す筈が無い。 此朝は6時が早朝開門時刻だったが、15分前に到着すると、丁度、警備の方が門を開ける処だった。 恐らくは前夜の最終退園者だった小生が、一番で入園と云う事だ。 此日の日出時刻は6時49分…余裕で有る。 誰も居ない… 深閑とした庭内、心細い位だが、前夜と同じく松濤坂を登る。 寄道はせずに真直ぐに眺望台へ出る。 兼六園は意外に高い位置に有るので、見晴らしも良い。 眺望台の標高は53m程なので、直下の街並よりは25、6m位は高い計算に為る。
御日様は医王山と白パイ山(しらはげやま)の間(スカイラインが木に隠れるやや左の辺り)から7時11分に顔を出す筈だ。 見られるかな…の期待大。
雲の合間に明けの明星。 此位明るい(最大光輝迄1週間で -4.6 等)と雲を通しても見える。
夜明けの「徽軫灯籠」をスクエアに切り撮る。
楽しみにして来た「雁行橋」も雪の下。 でも、良い風情じゃ。 昭和2年に撮られた写真を復刻(絶対に嘘)。
日の出、残念… 雲が湧いて仕舞った。 ま、此の時期の金沢なら上出来でしょう。
どうにも上手に撮れなかったけれど、「布滝(布落)」。
朝の噴水。
一旦閉門する10分前に蓮池門口に戻る途中で、ラストの1枚。