2月16日の落月と朝陽2014/02/16 15:14:56

荒波や朝陽東に月は西…
2月16日の落月と朝陽-1

2月16日の落月と朝陽-2
西空は富士が殆ど見えて居ないタイミングに明るく撮った。

此の朝、自宅付近では満月を1日過ぎた月が富士山頂に沈む、所謂「パール富士」に為る。 しかし、子供の頃には何処からでも見えた富士山は、今や家やマンションが林立し、歩道橋から僅かに覗ける程度に為って仕舞った。 しかし、うっかり歩道橋の上で長いレンズを構えると110番通報されるのがオチだ。 止むを得ず、鉢を外すのは承知の上で海岸迄出る事にした。 相模湾の沿岸で一番北に位置する辺り迄西進。 と云っても、何時も自転車で行く近辺だ。 しかし、此の朝は自転車は無理… そう、金曜日の大雪が凍って、ガチガチなのだ。 金沢旅行の為に新調したスノーブーツがこんなに地元で活躍するとは思わなかった。 だが、処々アイスバーンに為って居り、氷の上ではそんな靴底も効果が薄い。 転んで怪我をしない様に、カメラを壊さない様にと企鵝(きが:ペンギン)歩きに徹するが、3回も滑った。

2月16日の落月と朝陽-3
シーイングが良く、三原山に積もった雪も良く見えるが、波は未だ高い。 ファインダーを覗いて居ると大波が来た様で、思わず E-M5 を降ろして確認する始末。 浜辺に雪が有ると夜中に何処迄波が来たかが容易に判るが、満潮の時は随分と上がって来る様だ。 気を付けないと…

自宅位置での地平線基準の時刻だが、日出時刻が6時27分、月没時刻は6時41分。 だが、写真を撮って居た海岸から望むと、太陽は6時30分45秒に逗子と葉山の境の阿部倉山付近から昇って来る。 一方、月は其れよりも早く、6時26分30秒に富士山の南肩に沈む。 忙しいとは云え、4分有れば E-M5 の設定も充分に変えられる。
2月16日の落月と朝陽-4
富士には未だ雲が有り、シェイプがシャープでは無い。 釣り人も、同好の士も居ないが、サーファーだけは荒海に向かう。

2月16日の落月と朝陽-5
最後迄、薄い雲を纏った儘…

2月16日の落月と朝陽-6
少し眠たい日の出…に、トイフォトフィルターを掛けた。 海面から蒸気が昇って居る。

大雪再び 其の22014/02/16 19:58:20

連週でこんなに降るとは思って居なかった頃に遡って…
当初は都心の積雪は5センチと予報されて居た。 「紫 くろ喜」に並んで居る頃は、『落ちては融ける雪を見て居た』。 其れでも帰宅時刻に雪が強く為ると云う報を受けて、オフィスは「早帰りの命」を出した。 元々、半休の予定だったので、有難く帰途に着く。 六郷を渡る頃から雪が強く為り、地元に着いた頃には既に数センチの雪を踏み締めて歩く状況。

大雪再び 其の2-01
オフィスに残る連中に此のフォトを添付して、「神奈川は既に大雪」と伝える。 此の時点でも東京には殆ど積雪は無かった様だが、少なくとも湘南は2週連続の大雪に為ると思われた。

自宅に帰り着くと、レンズを防塵・防滴の「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」に交換して、寒そうな梅を撮った。
大雪再び 其の2-02
先ずは白梅。

大雪再び 其の2-03

大雪再び 其の2-05
紅梅

大雪再び 其の2-04
枝垂紅梅

大雪再び 其の2-06
椿

大雪再び 其の2-07
30分程撮って居る間にこんなに積もった… 「湿気の有る雪」は予報通りだが、既に横浜で20センチ越との情報。 此の時点でも東京は5センチだったのだが…

大雪再び 其の2-08
22時には25センチを越え、東京も急速に積もった様で20センチとTVが騒ぐ。

大雪再び 其の2-09
初めて、E-M5 にフラッシュを付けて撮った。 光量のアジャストが難しいモンだな…

大雪再び 其の2-10
妖怪、ウメノキー。

大雪再び 其の2-11
右手の椿(眼鏡を掛けた巨人の顔に見えなくも無い)は、雪の重みで太い枝を折られて仕舞った。 此の時に雪を払って遣れば良かったと凄く悔やんで居る。
結局、横浜28センチ、東京27センチと前週と同じだけ降りましたとさ。 低気圧のコースは予報通りだったのにも拘わらず、寒気が予報程には北に上がらなかった様だ。 関東の雪予報は難しい… んで、翌日の雪掻はとても大変でした…