麺屋KABOちゃん 其の552014/02/14 01:01:00

花の季さんの「味噌スペシャル」も後半。 前半では3軒の御店に伺ったが、此の週はKABOちゃんだけの予定。 でも、此の夜のワンチャンスと云う状況。 シャッターには遅刻して仕舞ったが、交差点でタローさんと遭遇して一緒に入店。 既に御二人が、限定の「蔵出し味噌2014」を召し上がって居る。 カボちゃんが注文も訊かずに造って呉れたのが此。

麺屋KABOちゃん 其の55-1

麺屋KABOちゃん 其の55-2
先ず「混ぜそば」として喰べて、次に漬汁の味噌を溶いて「つけ麺」で頂き、最後に漬汁を丼に明けて、味噌ラーメンとして締める。 と、云うのが御作法だとインストラクションして頂いた。 花の季さんの味噌で拵えた肉味噌、菜の花(飯田さんも使われて居たが、春っぽくてタイムリー)で飾られた作品。 白いのは何かしらん。 散らして有るのは柚子だね。 崩して仕舞うのは勿体無いが、マゼマゼする。 おぅ、甘い酒糟の香りが漂って来る。 充分に混ぜた処で口に運ぶ。 ! 此は美味しい。 酒糟の旨味がはっきりと伝わって来る。 白いのは…何と酒糟をヨーグルトと豆乳で溶かして居るのだそうだ。 酒粕がミルク系のテイストにマッチするだろうと云う計算はバッチリだった。 勿論、酒糟だけではない味のアクセントの付け方も流石の巧みさだ。 柚子が上手く効いて居る。 続いて、漬汁に浸って居る味噌を溶く。 味噌ダレでは無く、味噌其物の味わいで頂くと云う趣向。 味噌自体の良さは無論有るが、大胆な造りだ。 シャブな漬汁と云う案は蔦由来なのかも知れないが、具現化したのは紛れも無くカボちゃんの腕で有る。 占地茸が浮かぶ味噌スープとしても一級だが、酒糟の味の付いた麺を落とすと、其のコラボレーションが素晴らしいのが良く判る。 ストレートな味噌が酒糟の甘味を確りと受け止めて、昇華させる。 見事なデザインなのだ。 そして最後に丼に残した麺に漬汁を明けるのだ。 何がどう違うのかは判らないのだが、印象が変わって、確かに「味噌ラーメン」っぽく為るのが面白い。 勿論、汁完だが、此迄にカボちゃんが提饗して呉れた作品の中でベストだと思う。 佳き喰材を得て其れを活かせる、腕が確かな物に為って来たのだ!

紫 くろ喜 其の312014/02/14 23:23:00

天気予報は当り、バレンタインデーは再び大雪の気配。
紫 くろ喜 其の31-1
早朝から湿った雪が降って居る。 一番電車の乗客だけが傘を差さずに駅へ着けた様だ。 オフィスへのルートは大周りでも、雪に濡れないコースを採る。 斯くも雪を嫌って歩いて居るのだが、「紫」だけは例外…。 でも、黒木さんが「雪なので、御待ち頂かずに喰べて頂ける様に」と30分早い開店をツイートして下さった。 こう云う心配りが黒木さんならでは、だ。 嬉しくて、タクシーを飛ばして店前に乗り付けて仕舞う。 最初こそボツボツ…と云う感じだったが、次々に到着される御客様が暖簾を見て、「おっ」と云う感じで入店される。 湿った雪では有っても寒いし、濡れるので、とても有難いサービスと感じ入る。 結局、前週と同じく東京でも27センチも積もって仕舞ったのだ。

紫 くろ喜 其の31-2

紫 くろ喜 其の31-3
今回のつけそばは、「鴨つけそば」のターン。 迷わず、此れ。 麺も春菊も極太メンマも鴨肉も… 何でもが至高の美味さ。 漬汁の風合や潜むオニオンコンフィ、酢橘、大きくカットされた葱… 仏蘭西麺麭用の小麦粉で打った低加水の麺、何も鴨(失礼)非の打ち処が無い作品。